ファンタスティックス (劇書房ベストプレイ・シリーズ)
「Try to Remember」の曲は随分前から知っていました。
でも「The Fantasticks」のミュージカルのことはよく知らなくて、この本の中古品を購入!
とてもわかりやすく面白かった!!
オフブロードウェイの作品なので登場人物が少ないですね。
少人数の構成なので、舞台では役者そのものの力量が問われそうです^^;;
全曲聴きましたが、曲自体は素晴らしいです^^
秋に上演される宝田明氏演出のものを観劇予定。
この本のおかげで一層楽しめそうです^^
ベスト・オブ・トム・ジョーンズ
映画「マーズアタック!」でノー天気に歌ってたお姿を拝見したのが
トムジョーンズとの初めての出会いでした。
この年齢でこの色気。タダモノではありません。
ノリノリの音楽とムード音楽とのミックスベスト盤です。
007テーマ曲も入っていて 彼のイメージにピッタリです。
ロビーウィリアムスなどとデュエットしたアルバムもお勧めですが
このベストもなかなかいいと思います。
ライナーは小西さん(元ピチカート)です。
拳闘士の休息 (河出文庫 シ 7-1)
初めて読む作家の短編集。たまたま手にとってちょこっと読んだら止まらなくなってしまった。
ベトナム戦争従軍の経験はないらしいが、ベトナム戦争を題材にした表題作はそのすさまじい戦場の描写がスゴい。
ボクシングとセックスとてんかん、死といったテーマを描いた暴力的な小説だが、ニーチェやショーペンハウエルといった哲学者の言葉も散りばめられていたりする不思議に知性を感じさせる小説だ。
ほかの作品も読んでみたいが、まとまった翻訳はこれ一冊のようだ。
とりあえず、私の中では今年度ベストの翻訳短編集。
トム・ジョウンズ〈1〉 (岩波文庫)
トムはソマセットの名士オールワ―ジ氏のベッドの中で発見された捨て子です。母親と目された女性は頑として父親の名前を明かそうとしませんでした。オールズワ―ジ氏はこの子を育てることにします。いたずら好きなトムは養父をさんざんてこずらせましたが、長じるに及んで森番の娘に手を出し、とうとう屋敷から追い出されました。トムを慕う隣家の令嬢ソフィアも、オールワージ氏の甥ブライフィルとの縁談をきらって家を飛び出します。
トムはソフィアという申し分のない恋人がありながら、行く先々でいろんな女性とねんごろになります。まことにけしからんヤツですが、本人はいたって正直で親切であけっぴろげな憎めない若者です。陽気で勇敢な青年の愉快な冒険譚ですから、あまり目くじらを立てないで楽しみましょう。構成のしっかりした面白い小説です。朱牟田夏雄の翻訳は、いささか古めかしい言いまわしが目立ちますが、すらすら読める名訳です。
グレイテスト・ヒッツ
トム・ジョーンズwithカーディガンズの「バーニング・ダウン・ザ・ハウス」は最高に面白い!
トーキング・ヘッズの、難解な歌詞の、言ってみればこの奇妙な曲を、トム・ジョーンズが大好きだったという事自体が興味深い。
デビット・バーンも最初は驚いたのでは?
このトム・ジョーンズ版「バーニング・ダウン・ザ・ハウス」は不思議な事に、彼のの60年代の代表曲「イッツ・ノット・アンユージャル=よくあることさ」に続いて聴いても全く違和感がない。
圧倒的な歌唱力と優れた感性があれば、時代を、時間を、超越できることをトム・ジョーンズは計らずも証明してしまったのだ。
ぜひ聴いてみてください。