うたをうたおう
マイペースで活動を続けるシンガーソングライターの1st。
CDをセットして、1曲目の「ことばなんてなければいいのに」が流れ出した瞬間、がつんと殴られたように驚きました。
すーっと通りのいい美しい声なのに、力がある。
何かを伝えたいって思いが、技巧ではなくて歌声や詩の中からひしひしと届いてきます。
あえてほかのアーティストにたとえると「イノトモ」さんや「つじあやの」さんのような透明感に、さらにプラスアルファがある感じ。
元気になったり、切なくなったり、一枚でいろんな感情を揺さぶられるアルバムです。
こんないいアーティストなんだから、もっともっと多くの人に聴いてもらいたい。
新ゲッターロボ(4) [DVD]
物語は最終決戦の如く、より激しく気合の入った展開を見せます。
変幻自在の合体メカの面目躍如といいましょうか。
次々現れる敵を粉砕するゲッターロボの活躍と、
鬼と戦う人々の人間ドラマが繰り広げられます。
主人公3人の友情を感じるシーンなど、ゲッター好きには
熱くなれる場面がいっぱいですよ。
でもゲッタートマホークって、一体何本はいってるんでしょうかね?
ソフトロック・ドライヴィン*美しい星
96年発売の同シリーズ『栄光の朝』から11曲をカット、6曲を新たに追加し、構成・曲順等も見直しを行ないリニューアルされた改定版。
このシリーズとしては珍しく、異物感のある楽曲がほとんどなく、全編ただただ「美しい…」の一言(特にラスト3曲の流れは最高)。全20曲中12曲・13トラックを作曲した、村井邦彦という人の才能に敬服する次第。これらのメロディー/サウンドたちを前に、どれだけ言葉をつくしても、うまくは表現できない気がする。ただ、10と17を歌うMAOという人の声質が、ちょっと生理的に受け付けないものがあって、そこだけダメだった(☆を減らすほどではない)。それと、オリジナル・ジャケットの掲載がなかったのも残念。
以下、いくつかメモ的に記しておくと、赤い鳥「BETWEEN THE LINES」は「窓に明かりがともる時」の英語版(US録音)。その同じセッションで録音されたらしい「翼をください」英語版はアレンジそのものが異なり、オリジナルとはまったく違う印象。4と15では名ドラマー・石川晶が渋いヴォーカルを聴かせるが、その分ドラムス自体は抑え目。
なお、ラストを飾るガロ「美しすぎて」―あの「学生街の喫茶店」のカップリングだったので、このシリーズ中もっとも売れたシングル(に収められていた)曲、ということになるのかもしれない―にはいくつかのカヴァーが存在するが、堺正章がアルバム『恋人時代』の中で、「イルカにのった少年」の城みちるも『ファースト・アルバム』の中で取り上げている。あと、ライナーの中で成田賢の項、彼の略歴にある『サイボーグ007』は、もちろん(79年に主題歌を歌った)『009』の誤り。
最後に。今回、96年版の選曲からCMソングがごっそりカットされたのは、今後、それらをまとめたコンピレーションの発売が予定されているためかもしれない(と、ちょっと期待)。
ゲッターロボ大決戦!
戦略シミュレーションゲームとしては難しいです。
敵の反撃は回避することができず、ゲッター達の装甲は厚くなく、そう連発できないゲッタービームはマップ兵器扱いです。
慣れない内は苦戦は必至です。HPを回復するための戦艦等から離れられません。
スパロボはよくヌルいと言われますが、サクサクすすめていく要素はやはり大事だなと改めて思いました。
ただ、ゲッターの種類及び関連機体は多く、変形時にオープンゲットと叫んで分離しますし、歴代の強敵達と闘うストーリー、次回予告、アニメーションなどもあり、ゲッターロボ大決戦を名乗るだけはあるかと。
戦闘も各機体の特徴を掴めばなんとかなります(最終ステージは泣きそうになりましたが)。
もう一つの肝である合体シミュレーションですが、これは少々拍子抜けしました。
これを変形の度に成功させるゲッターチームの凄さは感じますが
ただ順番に連結していくだけなのでいま一つ物足りないといった印象です。
タイトルに記した通りあくまでファン向けの作品だと思います。
ゲッターロボを全く知らない人には、あまりオススメできないです。
デジタルエモーションベスト ゲッターロボ大決戦!
ゲッター好きなら満足のいく作品でしょう。
しかし、ヘビーなファンになると満足度はまた
違ってくるかもしれませんね。自分はアニメ真ゲッターしか
知らない底の浅いミーハーファンなので、恐竜帝国、百鬼帝国
など始終知らない敵との戦いばかりで新鮮で格好良いゲッター
ワールドを堪能できました。