ギター・ゼウス~神々の饗宴~
ギター・ゼウス・シリーズの第一弾。のちに一部同じ曲構成の日本人ギタリスト版も出ている。カーマイン・アピス(Dr.)、トニー・フランクリン(b)、ケリー・キーリング(Vo.)のトリオをベースにそれぞれ13人のギタリストがプレイしている。曲がオリジナルの為か、クレジットを見ないで聴くとなかなか意外で面白い。ギター弾きなら聴いて損はないだろう。それにしてもカーマインとトニーのリズム隊はかなり強力だ。ドラマー、ベーシストが聴いても楽しめる。全体的にかなり良いが曲の詰めが甘いので星一つ減点といったところ。
テイク・イット・トゥ・ザ・リミット
正統派ロックバンドとして位置付けられてる彼らですが,今作でも十分にその力を見せつけてくれました。
全体的には通して聞きやすく,曲もハードなものからメロウなものまでうまく揃ってます。
表現力が悪いですが,非常に万人受けしそうなバンドです。演奏もそこそこだし,ボーカルも悪くないです。
しっかりと楽曲で勝負していることが伝わってきます。
まあこのての音を産業ロックと非難される方もいると思いますが,最近のやたら音を分厚く重ねるようなバンドよりはいいと思いますし..
ただこのバンドは並みです。名盤と言うのには程遠いでしょう。 もって一週間です。 全てがある程度のレベルに達している分,これといった強みもありません。この声も今はゴロゴロいます。彼らの曲で日々が変わることはないでしょう。
くれぐれもニッケルバックを聴いた後にこの人たちを聴かないことをおすすめします。
でも将来が楽しみなバンドですし,化けることを期待してます。
the dirt モトリークルー自伝
この手の本を買う金があるならCDを買えというのを自らに徹していたのだが、来日公演のあまりの素晴らしさに興奮し、またメンバーが書いた自伝であるということから衝動買いしてしまったが、いやこれはもうノンストップのジェットコースター。ここまで人間自分のことを省みずドラッグ、酒、女にはまり死ぬ寸前まで疾走出来るというのがある意味感動もの。ああ、ヴィンスにここまでの悲しい出来事があったとは。ニッキーの心の闇。読んでて涙が出たぜ。世界を征服したバンドに隠された恐ろしいまでの確執。救われない奴等だが永遠に愛し続けます。
ドクター・フィールグッド
当時にしてはこの重たい音は画期的だったと思います。
他の方と似た意見になりますが、ドラッグでボロボロになっていたニッキーが立ち直ってリリースされた作品であるせいか、激しさの中にもすごく落ち着きが見られます。
KICKSTART MY HEARTのようにノリのいい曲からWITHOUTYOUのような美しいバラードまで幅広い。
モトリー最高です。