アベちゃんの喜劇 (集英社be文庫)
阿部さんの自伝的エッセイですね。
飾らない文章で?白いエピソード満載。とても読みやすかったです。
僕は『トリック』を見てファンになったので読んでみたんですけど、
実はマジメな方だったのですね。
得に演技に対する情熱には胸を打たれました。
内容は『アベちゃんの悲劇』を加筆修正したものですが、
個人的には削られたエピソード(結構たくさん)が楽しかったので、
『悲劇』と『喜劇』のどちらを読もうかと迷うようだったら
『悲劇』の方をオススメします。
麒麟の翼~劇場版・新参者~ 通常版 [DVD]
日本橋1丁目(東京)に住んでいた者です。自分が住んでいた近辺が舞台となっていて興味深く観ました。被害者が江戸橋の地下道から野村證券本社の前を通って日本橋の真ん中にたどり着き絶命したのだなとよくわかります。
本作は父と息子の関係をテーマにした作品で、名作「砂の器」(野村芳太郎監督)とちょっとダブるところがありますが、砂の器ほど重くなく、ものすごく泣かされるということはありません。真犯人がなぜ殺人を犯さなければならなかったのか、被害者の願いがなんだったのか、もうちょっと深い表現があってもよかったと思います。原作を読んでからご覧になった方はちょっと物足らないかもしれません。
阿部寛は70年代大作映画の丹波哲郎を髣髴とさせる存在感でたいへんよかったと思います。この阿部寛の個性は今日の映画界にとって貴重であると思いました。刑事ものに限らず、いろいろな役に挑戦してほしいと願います。(テルマエロマエもよかった!)
本作品を見て水天宮に安産・水難の願掛けに行ってみようという方もいらっしゃると思いますが、戌の日は大変混むので、ご注意ください。
Have a Good Journey the best of advantage Lucy 1996-2000
可愛らしくて爽やかです。私がこのグループを知ったキッカケになった曲は、アルバムには入ってないんですが高校生か専門学校に通ってた時に聞いた「You&Me」って曲で、ギターポップ全盛期だった当時に聞いて、可愛い曲だなーって一気に好きになりました。とにかく声が可愛いです。音もどこか昔懐かしく、ギターとボーカルの声がすごく合っていて今聞いても全然古くなくて聞きやすいです。昔のギターポップが好きな方は是非聞いてみて下さい。
アベちゃんの悲劇
俳優、阿部寛の告白的初エッセイ!
カバーの絵も自分で手がけた
熱のこもった本です。
意味深な絵を描くなぁ・・・。
今の阿部寛の活躍を知って、改めてこの本を読むと
いろいろと考えさせられます。
のちに、一部を削除したりした本(喜劇)も出版されますが、
合わせて読んで、削除された部分の確認するのも色々と楽しいです。
ファンは絶対に読む価値あり!
そして、手放す気にはなれない1冊です。
目次
プロローグ セイシェル・悲劇の序曲
第1章 運命を変えた一枚の写真 人気と名声両手に花のモデル時代
第2章 スキャンダルからの脱出 Vシネマに救われたどん底時代
第3章 運動会のヒーローはいたずらっ子 硬派でならした少年時代
第4章 ガール!ガール!ガール! 素敵な女の子たちと出会った恋愛時代
第5章 起死回生の『熱海殺人事件』 捨て身で挑んだ役者への道
第6章 コンプレックスよ、さらば! さらなる出会いを求めて…