ハーメルンのバイオリン弾き ― ヴォーカル全集
アニメ版準拠のキャラクター設定でのキャラソンとなりますが、それを念頭に置いたうえで聞くとかなり高クオリティなヴォーカル集になっていると思います(原作をイメージして聞くとがっかりだと思うのでご注意)。アニメ版が好きな方なら買って損はないかと。
ハーメルとフルートは過酷な運命の中でお互いを想う歌を、
ライエルは全て終わった後の友人への想いと後悔の歌を、
トロンは若々しい希望のある歌を、
コルは密かな恋心の歌を、
クラーリィはホルンへの忠誠と秘めた想いの歌を、
リュートはマリオネットになってなお想う祖国の歌を、
サイザーは自分の置かれた身の上を呪うかのように朗々と
それぞれ歌い上げています。
個人的にはハーメル&フルートのデュエットソング「それが絆の強さ」が一番のおススメです。本編を全部見終わった後に聞とラストの切なさと悲しさの余韻を更に味わえて素敵です。キャラソンに興味がある方は是非。
ハーメルンのバイオリン弾き~シェルクンチク~(8)(完) (ヤングガンガンコミックス)
打ち切りはファンの側にも苦痛ですね。
作者のブログを見ると、色々と展開を考えていたようですので、それが読めずに終わるというのは悔しい限り。
相当に落ち込んでいるのが伝わりました。
ただ(これもブログから)自分のペースを崩して描かされていたようなので、その環境を抜け出し、他誌で続きを描いていただければ嬉しいのですが。
最終巻は、前作からのファンへのサービスのような印象を受けました。
話を進めるにも連載終了が決まっている以上、中途半端には進められない……
そこで本編の間に番外編のように前作のキャラの近況が挟み込またのかなと。
私が受けた印象を踏まえると、酷いと言われるような終わり方では無く、むしろ“これから先”がいつか読めるのではという期待も抱ける良心ある締めだ思います。
ハーメルンのバイオリン弾き 魔曲全集 3
このCDに収録されている「二つの道」は本編中いたるところで使われた曲。
そしてこれぞハーメルンのテーマソングなのではないかと思うぐらいにぴったりな曲です。
最終回でフルートがハーメルを箱に閉じ込めた時、ハーメルと共に過ごした日々の記憶を思い出します。
あのとき、フルートはなにを想っていたのか。
彼女がどんな想いでハーメルを箱に閉じ込めたのかと考えると、切なくて心がぎゅってなってしまう。
ハーメルンのバイオリン弾きボーカル全集で、ハーメルとフルートがこの曲をベースにした「それが絆の強さ」という歌も歌っています。
こちらもかなりオススメです。
愛すること、知ること、想いを貫くこと。
永遠という言葉がこれほど合う作品は他にありません。
ハーメルンのバイオリン弾き 魔曲全集 1
アニメ「ハーメルンのバイオリン弾き」
前半OP曲Skirt MAGICAL:LABYRINTH//
前半ED曲IKEBUKURO 傷だらけのツバサ
がフルバージョンで収録されています。
シングルは入手しにくいので主題歌がほしい方はこちらを買ったほうが良いかと思います。
劇場版「ハーメルンのバイオリン弾き」DVD
ちょっと評価低目に。
でも、ギャグは忘れずに盛り込まれてます。
しかし、そのギャグが弱い…色んな意味で、弱いのです。
ギャグを期待してたら…こんな評価になるでしょうね。
オーボウのクラシック曲の紹介も結構詳しかったので、クラシックはさっぱりな人でも、ハーメルが弾いた曲が分かると思いますよ。