Alice's Adventures in Wonderland (New York Times Best Illustrated Books (Awards))
他の読者の方が皆感心してコメントしてられるので、思わず購入。届くまでわくわく、どきどき。そしてこれは本当によくできている。ページの中にさらに小冊子のようにページがたくさんあってPOP UPも心おきなく楽しめるのは嬉しい。最後のトランプなんて、わあ、きれい、という感じですね。5歳から12歳まで3人の子供が3様に喜んで何度もくってみています。子供に壊されるのを心配しておられる方も多い様ですが、複雑な作りの割にしっかりしていて、5歳の子が何度もめくって見ていますが、案外丈夫ですよ。子供にとっては思い出に残る1冊、になりそう。
アリス マッドネス リターンズ【CEROレーティング「Z」】
雰囲気ゲーですね。
狂気じみた雰囲気は、とても良いです。
アリスの魅力的キャラクターが数多く登場するのも嬉しい。
しかし、戦闘面は手抜きとしか言い様がない。敵の種類は少ないし、少ない武器で少ないコンボを使いながら攻撃するだけ。
戦闘面が乏しいので、中盤で飽きる。
ストーリーと世界観は素晴らしいので、非常にもったいない。
次回作は、戦闘面を改善して欲しい。
ふしぎの国のアリス ― Alice's adventures in Wonderland 【講談社英語文庫】
「ふしぎの国のアリス」。一度は聞いたことがあるでしょう。ディズニーのアニメ映画で見たという人も大勢いるかと思います。ですが、原作は全然違います。ふしぎの国はアリスの夢の中の世界です。その国の登場人物一人一人はアリスの中の何を反映しているかということを考えると、かなり奥深いものです。私の一番好きな言葉は、一番最後の言葉ですね。アリスがふしぎの国の中で見たり聞いたり体験したりしたものの正体をアリスのお姉さんは知っているというような意味でした。やはり、歳を追うごとに“童心”は薄れていくのだろうかと少し悲しい気分にもなりました。“童心”という素晴らしい心は大人になっても持っていたいものですね。
Art of Alice: Madness Returns
このアートブックは、アリスの各種武器や衣装、ステージイメージや敵、様々なオブジェまでが載っています。
血だらけ肉だらけのグロテスクで恐ろしい敵や動物に物々が蠢いているのに、どこか綺麗な世界で、それがこの本に凝縮されています。
他の方々が仰る通り、全ページに渡ってオールカラーという豪華さでこの値段は本当に驚きました。
ファンの方から勉強中の方にオススメの本です。美術やデザインに興味ある方にはイチオシの一品です。
見た目については、暗い色合いのイラストとあるロゴは特殊印刷でツヤっとした光沢があり、そのコントラストがとても良いです。
紙の質も光沢感があり、しかもかなり丈夫で良いなと思いました。
それ故にとても分厚く、中々の重たい本となっているので足などに落とさないよう注意してください(笑)
アリス・イン・ワンダーランド [DVD]
ともかく楽しく、元気が出る作品。賛否が分かれそうな「あれから数年」の設定やエンディングまで含めて、堪能しました。あのラストに関しては、「女だって、心のなかに大切なものがあるなら、誰にも頼ることなく独りでも生きていける」というメッセージを素直に受けとることができれば、まあOKではないかと。ティム・バートンがこれほど「女性向けの語り口」も上手にこなせるクリエイターだということ、今回はじめて実感しました。
ある意味、チョコレート工場のとき以上に、素顔がわからないほど作り込んだメイクと演技で挑んだジョニー・デップは「女性陣を引き立てるための添え物」っぽくなっています。そのぶん、綺麗だけれど強い個性を感じさせない(そういう役柄だから、あれでカンペキ)アリスと、さして出ずっぱりというわけでもないのに強烈な印象を残す赤白ふたりの女王の独壇場と言ってよい。
現実世界でアリスを取りまく「女は結婚してなんぼ」という価値観で生きている女性たちも、目立っていないかもしれませんがそれぞれに個性的です。あれが見事に描けているからこそ、自由に羽ばたいていこうとするヒロインの姿勢が立体的に、きわだってくる仕掛けとなってくる。
赤の女王の孤独語りは、私的な好みでいくと少しわかりやすくしすぎかとも思いましたが、あれはあれでよい塩加減。スパイシーです。全般的に悪玉よりも善玉のひねりかたが面白い。特に、白の女王の「いまにもキレそう」な危ない演技は絶品! この映画、原作はルイス・キャロルつまりイギリスものですが、映画つくりのベースとしてはイギリスよりも『ジャンヌ・ダルク』『ロバと王女』といったフランス映画を彷彿とさせます。