17歳のカルテ【日本語吹替版】 [VHS]
主演・プロデュースのウィノナ・ライダー(主人公:スザンナ)も非常に良かったけれど…やはりこの作品で光っているのは助演のアンジェリーナ・ジョリー(リサ役)だと思う。
ちょっと危険な思春期の少女達の揺れる気持ちを上手く描いた作品だと思ったが、この作品が実話を元にした作品だと知った時に改めて作品の芯にある説得力のような物を感じた。
映画の出来の良さが更に原作である『思春期病棟の少女たち』スザンナ ケイセン (著)に触れさせてくれたんだと思う。
Girl, Interrupted(映画『17歳のカルテ』原作)
映画が先か原作本が先か。映画化された作品にはこんな質問が良くあるだろう。原作のほうがいい。映画のほうがいい。 私は映画が先だった。アンジェリーナ・ジョリーのカリスマ的な演技が輝くステキな作品。 この作品は映画から知った人も本から知った人もどちらも納得して楽しめると思う。
どちらが先ではなくて、いつ、この作品に触れるかが、重要になってくるのではないだろうか?主演をつとめ、プロデュースもしたウィノナ・ライダーもこの本を読んだとき、「もっと早くこの本に出会っていたら・・・」とコメントしていた。
思春期病棟の少女たち
This novel has changed my perspective about madness. Well, in fact if one is totally perfect it's not the kind to be approved of.
The author reflects her ideas about madness in a direct way, and also precisely. Sadly, there are many who despise just because they are not normal people living upon public shared ideas. If you think you're crazy you are sure to be sane.
But these social livelihood often makes you worry about your true self. So people will lose confidence, meaning in life, be depressed always and then your brain will protect you from any stress by being mad, the state you have no control.
The author, who is the heroin of this novel struggle to be her own self and therefore faces a great problem what the world is.
In these process I just reconsidered my values on life.
17歳のカルテ【字幕版】 [VHS]
ひょっとしたら、ここに登場する精神的に病んでいる人たちは、私かもしれないし、私の子供にもありうることかもしれない。
潜在的な病みは、誰にもあると思う。
それに打ち勝つ心やそれを表に出すか出さないかの違いかも知れない。
原作本を読んで映画化を強く望んだウィノナ・ライダーの、役作りに燃えるやせこけた姿。アンジョリーナ・ジョリーの噛み付くほどの存在感。
精神的な病を最終的に治癒するのはその自身の心の強さなのかも知れない。
17歳のカルテ ― コレクターズ・エディション [DVD]
ウィナノの好演はもちろんの事だけど、この作品で助演したリサ役アンジェリーナ・ジョリーはハマリ役だと思う。
リサの魅力にハラハラドキドキしながら思春期を思い出し楽しめた。
別に特別な理由があって入院した訳ではないというスザンナ(ウィナノ)だけど、リサのような仲間と出会えた時間は素敵だったのでは?と思わせる作品です。