青の殺人
これもクイーンが書いた作品ではないのが
よくわかる作品ではないでしょうか。
なぜならば文中に色気表現があるため。
やはり名義負けしていますね。
思いっきり読んでいて
内容が薄いのです。
どえらく薄いのではないんですが
クイーンのそれらしさは皆無です。
ただし、最後に油断禁止の
エリアはありまして
犯人が当たったと油断していると
一撃がきます。
お気をつけください。
星4つはあくまでも最後が巧みだったから。
本文は2〜3程度です。
ブルー・マーダー
たった2枚のアルバムしか残さず、売り上げも伸びず、早々に解散してしまったブルーマーダー。
両アルバムとも非常に出来がいいだけに残念。
ホワイトスネークの音を更にブ厚くした演奏、硬派な歌詞、完成されたメロディ。
特にこの1stは今聴いても微塵も古さを感じさせない。そして音も歌詞も何かとドラマチック!
ジョン・サイクスがvoとgを担当していて、歌自体はむっちゃくちゃうまいわけではないが
よく通るセクシーな歌声。ギターはもちろん泣きまくってます。
もう少し売れてほしかったし、生き残ってほしかった。
捨て曲は皆無といっていいが、特に気に入っている曲を紹介すると・・・
1曲目「ライオット」:正統派メタルバンドであることを充分にアピールするミドルテンポのメタルらしいメタル。
3曲目「ヴァリー・オブ・ザ・キングス 」:サイクスの声が伸びて伸びてかっこいい!ファラオ王の下で虐げられる奴隷の定めを重厚な音で綴っている。それがものすごい表現できている。
4曲目「ジェリー・ロール」:アコギとエレキの、テンポのいいコラボが最高。ノリノリ。
6曲目「アウト・オブ・ラブ」:バラード。名曲。
7曲目「ビリー」:死刑確実の凶悪犯と間違えられた男が逃避行するという、まるで映画のようなストーリーをたった4分で見事に歌いきっている。曲自体もものすごくかっこいい。
Live In Japan [NTSC] [DVD]
後の名盤「サーペンス・アルバス」に関わる若き貴公子ジョン・サイクス、職人ニール・マーレイそして、御大ディビット・カヴァーディルがステージにいる。そして、故コージー・パウエルのドラム・ソロも収録されている。「スライド・イット・イン」からの曲を中心に演奏している。圧巻は、「クライング・イン・ザ・レイン」からジョン・サイクスのギター・ソロだろう!デビッド・カヴァーディルのパフォーマンスも最高だ!日本では、このスーパー・ロック84からハード・ロックのブームが始まった。まさに、貴重な映像だ。LDの時代に何度繰り返して見ただろう。正規盤の発売が今のところ期待できない以上、仕方ないが絶対に見ておきたいライブ映像だ。ジャケットや音の分離が悪いステレオ音声は確かに不満たが、このライブには、満点をつけたい!
バーナビー警部~美しすぎる動機~ [DVD]
NHKのBSの海外ドラマの枠で放送されていた作品ですが、イギリスの地方での生活を垣間見ることの出来る貴重なドラマでした。
主人公バーナビー警部はごく普通の家庭のお父さんで、家では良き夫、父であり、けっして「警察官」という仕事に振り回されて家庭をないがしろになどしていません。のんびりとした平和な空気の中、一人しかいない部下とも仲良く、しかし事件には鋭く迫っていきます。
日本で見られるの海外ドラマはアメリカものが圧倒的に多い中、イギリスのきれいな田園風景が見られ、ちょっと異色で面白い一作です。
オイレンシュピーゲル 参 Blue Murder (3) (角川スニーカー文庫 200-3)
イラスト: 白亜右月 氏
今回は主人公たち3人の恋の話(デートの話)を絡めつつ、「人格改変プログラム」の謎に少し踏み込みます。
今作は、今後大きく物語が展開していく上での、溜めというか、ターニングポイント的な作品か?
新たに「特甲レベル3」も登場
レベル3を基本装備とする特甲猟兵(軍の特甲児童)
一人でイラクの砂漠地帯三百平方キロを完全中立化させた特甲猟兵の少年
(イラク戦争時アメリカが派遣した兵数は二十万人とも)
この少年と夕霧には因縁が・・・
しかし、夕霧は、「人格改変プログラム」によりその記憶を喪失
また、涼月と吹雪にもまた、ある意味衝撃的な因縁が・・・
しかし、涼月も「人格改変プログラム」によりその記憶を喪失
主人公たちの特甲は通常、レベル1
公安の特甲(スプライトシュピーゲルの主人公たち)はレベル2(空中機動型)
今回、涼月・陽炎・夕霧たちも緊急事態により、レベル3を装着
次巻以降は、特甲児童同士の戦闘が増えるのか???
期待が高まる!!!