バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架 (角川ホラー文庫)
シリーズ5作目ですが、やはり面白いです。
謎解きが始まるのは文庫本の最後80ページほどの部分からなので、
それまでどんなトリックなんだろうと引き伸ばされる形です。
毎回美形の誰かが登場するので、
そこも、このシリーズの魅力なのかなと思います(^^)
今回はバンパイアのお話でしたが、
これまでの登場人物が姿を現すなど、魅力ある展開でした☆
貴族階級ともあって、建物やふるまいの描写が美しく、旅行に行った気分になれます☆
参考図書に「英国貴族の暮らし」とあったので、細かく表現されているんだなと感じました★
バチカン奇跡調査官 闇の黄金 (角川ホラー文庫)
3巻は、3ヵ月連続刊行の『バチカン奇跡調査官』シリーズ唯一の完全書き下ろし。
1巻と比べるととても読みやすい文章となっています。
2巻は単独で読んでもあまり障り無い内容でしたが、3巻は2巻の登場人物が関わってくるので、2巻の内容は知っておく必要があります。
もちろんシリーズですので、3巻すべて読むことをお勧めします。
主役二人のキャラが魅力的で、難しい専門用語もキャラクターの視点で説明されるのでさくさく読めます。
二人の会話のやりとりが絶妙です!
ライトノベルではないので挿絵はありませんが、文字だけでは想像しにくい箇所が図解されている所もあり、分かりやすくなっています。
また、表紙を描いているTHORES柴本さんは『トリニティ・ブラッド』シリーズの挿絵も描いておられるので、内容的にも、そちらが好きな方は絵から入っても損はないと思います!
バチカン奇跡調査官ラプラスの悪魔 (角川ホラー文庫)
シリーズを通して読んでいますが、とっても面白いです。
今回の巻ではローレンのこと、ビルのことにも興味深い話が出てくるので、
次回がとても気になりました☆彡
奇跡については相変わらずおもしろいです。
最後に数字のパズル的なものが出てきますが、
ロベルトの答えを見ても私には解けませんでした(苦笑)
化学式的・数学的なものが多々登場するので、
わかる人には興味津々の部分だと思います。
私はすっとばして読んでしまいましたが、
次巻が出るのを心待ちにしています☆彡