日本現代文学全集〈第57〉菊池寛・久米正雄集 (1967年)
NHKテレビ Jブンガクの3回目で登場。
久米正雄さんのお話。
夏目漱石の弟子とのこと。
一高(東京大学)入学試験を前にした受験生の物語。
水道端の西光寺に下宿する久野健吉のものがたり。
全曲集
私が「暁に祈る」と「露営の歌」を歌っている伊藤久男さんの映像をテレビで初めて見たのは、今から20年前の高校1年の頃でした。その時とても力強い歌声にすごく感動したのを覚えています。その時から懐メロファンになりました。
この度、このCDを購入し聴きましたが、収録されている「別れ来て」は、今までコロムビアで発売されたベスト盤には、収録されていなかったので、初のCD化だと思います。すごく良かったです。伊藤久男の新たな一面を感じる事がでまました。この曲をぜひとも聴いてみて下さい。すごくよかったかです・・・
久米正雄伝―微苦笑の人
久米正雄の存在は、誰でも高校の文学史で名前は知っている。芥川、菊池の陰に見え隠れているが、それほど気にならに人だ。しかし、この本は、そのような人を取り上げているのだ。したがい、なかなかとらえにくいところが多いと推測する。まさに、自分の才能にある分野での仕事せずに、それ以外の不得意の分野での努力したように思える。大衆作家として最初から割り切ればよいが、一番の転機が破線からだということがわかる。破線以後の久米は文学の中での道草をして、誰かがきずいてくれることを願いながら純文学をしたいと願い、それがでないで、死亡。何か変な人生だ。