白線流し~夢見る頃を過ぎても ディレクターズカット完全版 [DVD]
日常の中で忘れかけていた高校生当時の真っ直ぐだったあの頃の自分をもう一度取り戻そうというのが今作品のテーマであるようです。原点回帰ということでしょうか?連ドラの頃に撮影したロケ場所がたくさん登場するなどファンとしては懐かしく嬉しいです。ただ今回は前作の反響に屈してしまったのか、最終回と銘打ったこともあり無理にまとめた感が否めなく、それぞれが成長を見せた前作を支持した私にはやや違和感を覚えました。もちろん人生に於いていつの時も迷いや悩みを抱えながら生きていくことは当然で、あの当時の心意気を見つめ直す作業は大切だと思いますが、今作品に関してはあまりにも昔の自分にこだわりすぎているようにも思えます。「旅立ちの詩」「二十五歳」に比べて、変わらない事といい意味で変わっていく事のバランスがずれているような気がします。それでも主人公二人のラストシーンにはグッとくるものがありましたが・・・。
夢みる頃をすぎても (小学館文庫)
昭和52年から57年までの作品集。初期作品では登場人物が「ガロ」のような長髪で、時代を感じる。言葉遣いも、学園紛争世代の余韻をかすかに残す。絵柄もまだ少女漫画。しかし、後年のさっぱりした画面の萌芽がある。内容は玉石混淆であるが、時代が下るほど、上達が明らかである。
1)「はるかな天使たちの群れ パート2」:葉月今日子のセリフ「へえー 勉強じょうずなのね」は、学問で生きていこうとする人を侮辱した発言であるが、この人種にそんな意識は全然ないだろう。「楽園のこちらがわ」でのガリ勉論議も中途半端。勉強のできる人が体制攻撃のための「象徴」だというのなら、その攻撃は「嫉妬」に過ぎないんだけれど。
2)「ジュリエットの海」:病気(多分白血病)で衰えた透は「BANANA FISH」のアッシュそっくり。但し哲郎は英二とはちょっと違う。
名作「BANANA FISH」のあとで読んだのは正解だったと思う。
夢見る頃を過ぎても セレクション 2
岡村さんの89年から94年迄の作品の中から絞り込まれた選曲集。
デビュー初期の頃とはおもむきが変って来ている。この時期彼女は
子育ての真っ最中。爽やかで優しい選曲がそれを物語っている。
彼女の子供への愛情が大人にも安心感を与え、癒されるアルバムだ。
夢みるころを過ぎても
シンガー&ソングライター岡村孝子さんのディープなファンは「孝子教」ともいうべき熱狂的な人々である。私もその末席に連なっているが、本書は結婚以前に語り下ろしたエッセイ。さわやかで負けん気の強い人柄がにじみ出ている。サッカー観戦で浦和レッズのサポーターの中、横浜マリノスを応援した話、「あれ?岡村孝子じゃないか」と思いながら、何も言わずレッズを応援した少年の話など、詩人としての感性もうかがえる。集団的熱狂とは違い、密教的な静かな熱狂のなかにある孝子さんファンの聖典である。
夢見る頃を過ぎても [DVD]
とにかくキャシーベイツが可愛く
生き生き動き回る楽しい映画。
平凡な主婦が事件に巻き込まれる
お馬鹿コメデイーなんですが、
出てくる人皆どこかしら優しくて
ほのぼのしてしまいます。
ストーリーは単純ですが、きちんと
オチまで作ってありますよ。
疲れた時に元気になりたい時にオススメ。