<東映55キャンペーン第12弾>デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!【DVD】
あの夏休みの冒険から数か月。デジモン達と別れ、取りあえず平和な日常を送る選ばれし子供達。
島根!?ハワイ!?受験!?友達の誕生日会!?甘酸っぱい恋のお悩み!?
あの波乱万丈の大冒険は何処へやら。平和にボケボケ、イマイチ纏まりの無い子供達に新たな試練!?
ネットワーク上のイレギュラーから出現したデジモンが今回の敵だ。
あらゆるデータを食いつぶし、システム依存社会にトラブルを乱発するデジモンの存在。
それに気付いた光子郎は太一にそれを報告。デジタルワールドの危機を救った「恩返し」とアグモン達も協力を申し出る。
NTT回線切断!大国アメリカのコンピュータに侵入!果ては核ミサイルの発射!?
とてつもないスピードで進化していくデジモンと、その脅威。
それを食い止めるべく戦う子供達の活躍が気持ちのいいテンポで描かれるのが本作品である。
この「ウォーゲーム」において戦う「僕ら」とは太一たちだけではない。
最後の最後、オメガモンを誕生させたのは太一とヤマトだけではない。
ウォーゲームに立ち会い、純粋に応援してきた子供達の想いがオメガモンを生んだのだ。
大人たちの気付かない世界の危機を、子供達が救う。そう、世界中の子供達もその時世界を守る「選ばれし子供達」になった。
そしてこの映画を観る事で太一とヤマト、アグモンとガブモンを応援するあなたも「選ばれし子供」なのだ!
デジモンクロスウォーズ デジモンクロスローダー
デジモンクロスウォーズで主人公をはじめとするジェネラルが所持するクロスローダーの玩具版。
クロスウォーズの特色である「軍団バトル」を、過去に登場した様々なデジモンを使って楽しむことができる。
カラー液晶でSD化したデジモンたちでチームを組み、「クエスト」で各エリアのデジモン達と戦っていく。
これが基本となるが、登場するデジモンは実に様々。
アグモン、ブイモンをはじめとする過去のアニメ作品の主役デジモンから、バルバモン、ズィードガルルモンなどあまり見る機会のないデジモンまでもが登場。
さらにチームのリーダーとなるデジモンはメタルガルルモンやウォーグレイモン、ベルゼブモンにオメガモンなど歴代の人気デジモンがそろい踏みとなっている。
クロスウォーズの特徴の一つである「デジクロス」も再現。
相手のデジモンを倒すたび、味方が倒れるたびに蓄積されるポイントを消費してデジクロスを果たすが、シャウトモンX3やX4にするには相当のポイントを貯めねばならず、最初は少々厳しいだろう。
軍団に加えられるデジモンの数はリーダーとなるデジモンのレベルをあげることで増加する。
また作中のように上部を展開することでサーチモードとなり、音を感知してデジモンを生成。
個体ごとに確保できる数はまちまちだが、これがなかなか面白い。
周波数を感知しているようだが、同じ音でも生成されるデジモンが違っていたりするため一種のギャンブル的要素も持つ。
手当たりしだい音を発生させるものに近づけデジモンを集めるのもよいだろうが、好きな曲を聞かせて作られたデジモンであれば愛着もわくのではないだろうか。
別売りのソフビやクロスフィギュアシリーズに付属するデジメモリ、及び来月発売予定のコードクラウンを読み込ませることでさらなる楽しさも得ることができる。
少々値段は高いが、それに見合ったクオリティはあると思える。
デジモンワールド リ:デジタイズ PSP版 ワールドコンタクトガイド (Vジャンプブックス)
あまりゲームの攻略本を買うのは好きではないんですが、
今回は攻略部分以外に、キャラデザインタビューや前日譚漫画、特製ポスターが付録としてついているため、
思い切って買いました。
結論から言うと、買って「すごく」よかったです。
攻略本の類自体に不慣れなのでメジャーなことなのかもしれませんが、攻略本限定のパスワードがついていたところが
一番たすかりました。
このパスワードのおかげでコロシアムも30Fまで一気に登り詰めましたし、
ストーリーも大幅に進みました。
このゲームはあくまで育成メインなのでストーリーはゆっくり進めていくものだと思いますが、
ある程度強くないと進まない、せっかく究極体にしてもすぐ死んでしまう、ということの繰り返しで
イライラしがちでした。
公式サイトでもパスワードが掲載されるようですが、
アトラーカブテリモンをいきなりVグレイモンにしてくれるのはこの本だけだと思います。
前日譚漫画も意外にボリュームがありましたし、漫画とポスター、パスワード目的だけでも
買って損なしだと思います。
デジモンワールド Re:Digitize
一度目のエンディングを終えて。
システム等は無印と同じで特に文句はありませんでしたが、釣り、カード集めのやりこみ要素がグレードダウンしすぎだと思いました。
これは釣りに限らず、カーリングや店番等がカットで代替のミニゲームも無いです。
後者の方は完全なリメイクでないのだから毎回あるべきという訳ではないですが、釣りとカードは納得がいきません。
無印では釣りゲーさながらに魚との格闘がありましたが、今作はタイミングが来たらボタンを押すだけの、ただの作業でしか無くなりました。
しかもなぜか一番レア?な魚が、エサ無しで釣ったメダカ等の小魚でひっかかり、押すタイミングがシビアになるという訳でもなく簡単につれてしまいました。
そしてカードの方はコロシアムの上層景品がほぼカードか進化アイテムなのでレアなカードはすぐに手に入り、カード屋で金を出せば他のレアも難なく出てくるので(金は先ほどの簡単に釣れる魚を売るとすぐに貯まります)、最初カードの空欄を見た時は集められるかワクワクしていたのが、気付いた頃にはあらかた埋まっていたのですごくがっかりしました。
こんな申し訳程度ならいっそ省いて、新しい要素を考えて欲しかったです。
それとこの易化傾向は全体的に表れているように思えます。
無印でなかなか手に入らなかった「トレーマニュアル」が、ストーリー上で倒すデジモンが町で売る(しかも割と安い)ので、割とすぐカンストしたデジモンを作れました。そもそも上級トレーニングの上がり方が多いのかもしれません。
必要なステータスがすぐに貯まっていくので究極体になるのも難しくは無いです。
前述の理由で金は貯めようと思えば貯まるのであまり育成していなくても、フロッピーを大量に用意すればラスボスも苦も無く倒せるかもしれません。
技は必殺技が必ず当たる様になり、通常の技も近距離用中距離用全体技を各系統に当てはめただけで、使いまわしのような個性の無い物でした。
最後にストーリーの方を言うと、個人的には主人公以外は人間を挟んで欲しくありませんでした。最低でも事件を起こした犯人か、本筋に絡んでこない程度で。
それはアニメの方に近い形なんだろうけども、話が進む内に最初は絡んでいた他キャラのデジモン達がそのうち消えて人間しか映らなくなりました。
これではデジモンと戦う話ではなくて、「デジモンを使って戦う人間の話」になってしまっていて、最後の方はどうでもよくなってしまいました。
しかもデジモン達が特に何もしゃべらないのに、女キャラが主人公に好感を示す様ないらない演出などがあり、いったいこのゲームをどうしたいのかと思いました。
このゲーム単体で見るなら星4つ付けたかもしれないが、前作と比べるとグラフィックや動作環境やバグ等のストレスが解消される等の当たり前の事以外は全て下で作品として積み上げた事が無い事や、無駄にキャラのデザインや声優なんかに力を入れるならもっと出来ただろうと思ってしまい3つにしました。