ワンダープロジェクト J2 コルロの森のジョゼット
このゲームは主に、主人公である機械人間の少女に色々と教えて行ってイベントをこなして行くものです。味気なく言えばフラグ立てて話を進めればクリアできるわけで、その類いが嫌いな人にはお勧めできません。
個人的には、島の人たちとのやり取りやストーリーそのもの、彼女が時々口走るアレな言葉なんかが結構面白く、また、絵もきれい(なんだか宮崎宮崎してますが)でぼちぼち遊んでおります。世界観に感情移入できさえすれば島での生活も楽しいものです。
が、いかんせん64って事でポリゴンがヘタレ。アニメじゃなくともせめて本編と同じ絵を使うとかして欲しかったです。また、一部ではプレイヤーが直接操作する3Dダンジョンがありますが、こいつが結構めんどくさい。その辺りでマイナスです。本当はCM分であと星6つぐらいマイナスしたいのですが…
ちなみに、前作からの変更点が結構影響しているので、説明書やらゲーム中の話にはよく目を通しておきましょう。
例えば、前作の主人公はプレイヤーが「正しい」と教えた行動をするのに対し、J2では「間違っている」と教えた行動をとらなくなるだけで、それ以外の行動もするなど、知っておかないと混乱するかもです。
ワンダープロジェクトJ ~機械の少年ピーノ~
ロボットと人が暮らす、絵本のようなファンタジーな世界から
物語は始まります。
何も知らないロボット少年ピーノに、ひとつひとつ
それはダメ!それはOK!などと教えてあげて
時にはピコピコハンマーでしかったりしながら
間接的な遠隔操作で、物語を進めていくゲームです。
最初はちっとも思うように動いてくれなくてもどかしい。
畑を耕す道具を持とうとしたら筋力が足りなかったり
知力が足りなくてモノの使い方がわからなかったり
最初は何も知らないピーノに途方にくれちゃいます。
けれど、外に出して運動させたり本を読ませてあげたり
色んなことをしているうちにどんどん成長していくピーノ。
そのうちにちゃんとイイ子に育って、物語を進めていってくれます。
このゲームはイベントが発生してそれをクリアしていくのですが
普通のアクションゲームのようにプレイヤーが動かすのでは無く
イベント時にピーノが1人でクリア出来るように
プレイヤーがパラメイターをあげていく(成長させる)ゲームなのです。
最初は思うように動いてくれないピーノに戸惑いますが
だんだん不思議な連帯感がうまれてきて、ピーノとこのゲームの世界に
ハマっていきます。
操作は変わってますが、ストーリーはわりとシンプルな心温まるお話でした。
ちょっとまったりしたい人、ゲームらしくないゲームをしたい人
そんな人にオススメしたいゲームです。