劇団四季ミュージカルBOOK『ウィキッド』のすべて (日経BPムック 日経エンタテインメント!別冊)
以下の点が劇場で販売しているプログラムには無いので、ファンにはお勧めと思いました。
1.エルファバ、グリンダ、フィエロ各役の俳優さんのインタビューやウィキッドへの思いが熱く語られています。レビュー投稿時点での俳優さんもいらっしゃるのですごく参考になりました。
2.舞台装置(頭上のドラゴン)やシーン毎の舞台照明について、説明があり、劇場へ見に行くときの参考になります。
3.稽古場や東京公演初日の舞台裏がレポートされており、俳優さんなどが身近に感じられます。
その他、横浜あざみ野にある四季芸術センターや全国各地の劇場(座席表つき)も参考になりました。
なお、ウィキッド以外の作品については、1頁〜2頁程度の紹介にとどまっているので、あまり期待しないほうが良いです。
ディズニー ライオンキング ミュージカル <劇団四季>
今年の初め、初めてライオンキングを観劇し、感動や興奮を家でも
味わいたいなぁ…と思い購入しました。
悩みました。皆さんのレヴューを見て、旧版と新版とどちらにするか。
私が観劇した当日にキャスティングされていた方が、こちらの新版のほうが多かったので
こちらを選びました。
ちなみに、旧版は家族が同時に購入し、聴き比べができる状態です。
確かに、声の伸びやセリフの言い回しなど、キャストさんによって全くといって違うので、
以前からの四季・ライオンキングのファンの方には物足りないでしょうし、聴きなれている
ものと違うことでイメージが崩れたり違和感を持ったりすることも少なくないだろうと思います。
ですが、私自身は、こちらのほうも好きです。金原さんの力強いラフィキも、中嶋さんの「くぅ〜っ!」
というアレンジも。(→これはホントにちょっとしたものですが、そういう所にティモンの良さが表れて
いると思うので。ちなみにティモンは旧版も新版も中嶋さんです!)
結局は、個人的な好みなのではと思います。心配な方は、視聴やレンタルで聴き比べてから購入をすると
良いのではないでしょうか。(根本的なことになってしまいますが…)
新版キャスト ラフィキ:金原美喜 ムファサ:福井昌一 ザズ:雲田隆弘 スカー:道口瑞之
ヤングシンバ:小林翼 ヤングナラ:木村紅葉 シェンジ:松本昌子
バンザイ:韓盛一 エド:朝隈濯朗 ティモン:中嶋徹 プンバァ:荒木勝
シンバ:田中彰孝 ナラ:熊本亜記
劇団四季 ミュージカル 夢から醒めた夢 [DVD]
私は、四季の常設劇場からかなり離れた遠方にいながら
この作品を、98年、2003年、05、06年、12年と、計5回観てきました。
この作品を購入する人は、私同様、私以上何回も観られたファン中のファンが多いでしょうから、
劇場での暗いシーンの画質表現や、また客入れ公演としての“静かな熱気”が含まれる記録は、
このブルーレイ仕様がベストな選択です。
また、実際、劇場で何回観ても、見落とししている細部の歌唱、ダンス、演技などがあります。
つい、この間6/30、大阪四季劇場での上演を鑑賞し、帰宅してから、すぐこのブルーレイ盤と
見比べました。 その細部の再確認と言う意味でも、役立つ1枚ですが、
あくまでも、この収録は、やはりその時の上演のもの。
上演期間(年)・上演日・会場で、キャストが変わるのは当然のこと、
今後も、衣装や、「マコを探せ」の歌詞の部分だったり
多少の変化があると思うので、あまり細かいケチをつけていくと、
作品への愛情が減るような気がいたします。
そうは言っても、主要人物の ピコ、マコ、デビル、マコのお母さん、夢の配達人については
そのキャスト、演技、持ち味がとても気になりますが、そこは温かく、作品ありきで 愛を持って鑑賞しましょう。
でも劇場でも、このディスクでも、何で毎回、泣けるんだろう。。。。
篠山紀信×劇団四季 Disney ライオンキング THE LION KING
この写真集撮影のために、篠山紀信さん1人のために特別に上演された様です。
ステージ上から、劇場では決して観ることの出来ない臨場感ある写真を撮っており、指先から表情の細かい部分まで見ることができます。そこで始めて気がついたのが、客席から見えるはずもない細かい衣装の飾りつけ部分や、メイクが、ものすごく細かく、妥協を許さないこだわり部分です。指先の動きから、目の表情まで、 とにかくすごいです。
劇団四季 人間になりたがった猫 [DVD]
「人間になりたがった猫」
初めてみたのは、小学生の頃でした。ちょうど「インベーダーゲーム」が流行っていた頃。
懐かしいです。
最近、近所の小学校の学芸会で4年生の子ども達が見せてくれました。
ライオネルの登場シーンも本作同様 ライオネルのダンスで登場したり、
歌も歌ったり。子どもたちも なかなか頑張っていました。
その学芸会に感動したから、ってつもりはないですが、ようやく買いました。
買うまでに時間がかかったのは NHKが関わっていたからです。
以前NHKテレビで劇団四季の作品を舞台中継されたのですが、ものすごいカットだったのです。
たしかに物語のテーマについては不要?なシーンかもしれませんが 楽しみにしていた私にとっては
ものすごく残念でした。
DVDでも そんな残念な気持ちになるのがイヤだった・・・。
しかし、このDVDでは カットがない(あるいは少ない)ようです。
楽しめました。
「李香蘭」等のオリジナル作品や 海外ミュージカルもすきですが
「人間になりたがった猫」を代表するようなファミリーミュージカル作品も
決して見逃すことはできないな、と思いました。