野球狂の詩 DVD-BOX
「ドカベン」で有名な水島新司の1970年代の作品。
今観ても見劣りすることない盛り上がり。面白い。
プロ野球球団の東京メッツをベースに、野球に関わる人たちの話。
1話1時間と長く、それが25話までつづくのだが毎回見せ場が作られているし
観ている方も徐々にその雰囲気に熱中していく。
序盤からいきなりの展開になるが、
そのときは老いぼれ投手の岩田こそが「野球狂」だと思わせておいて
だんだんと野球に関わるすべての人が野球狂だと気づく。
というのも、前半はピッチャーの水原勇気に関するエピソードが濃く、
試合においてもピッチャーの立場の感情を描くが、第11話を境に
今度はそれぞれの選手の過去の話が描かれていく。
そしてそれぞれが深い想いを持っていることが読み取れ、
まさに「野球狂の詩」というタイトルを実感させてくれる。
前半の水原編も盛り上がったが、意外にも
後半の選手編エピソードひとつひとつに泣かされた。
「木之内みどり」SINGLESコンプリート
木之内みどりは正直なところアイドル歌手としては 大ヒット曲が少なかったように思う。テレビ出演で歌っていた記憶がほとんどないのも歌手としてのグレードがイマイチ足らなかった証であろうか‥。
プロ野球で例えると、木之内みどりはパ・リーグの匂いがする。当時全盛の阪急ブレーブス、南海ホークス‥。爆発的人気はなくとも、コアで通なファンには根強い人気を誇っていた(山田久志、福本豊など)。そんな彼女の楽曲を聞いていると、昭和の頃が懐かしく思い出され、あの日に帰りたくなるのである☆
刑事犬カール DVD-BOX
知る人ぞ知る木之内みどりの主演作品。ショートカットにしたヘアースタイルがたまりません。演技のたどたどしさも魅力の一つです。ファンの方しか受け入れられないかもしれませんが、カールや他の動物の演技にも注目です。ネガ・フイルム原版が無いためプリント・フイルムをテレシネ変換したデジタル・ビデオ・テープをマスターとしているため、画質がすばらしく良いとは言えませんが、なにしろ27年前の作品ですから、当時の雰囲気が出ていてかえって良いかもしれません。ロケ先での町並みや走る車も年代を感じて、見ていて楽しめます。ちなみに実際には、刑事犬と呼ばれることはありません。
NIKKATSU COLLECTION 野球狂の詩 HDリマスター版 [DVD]
三十何年ぶりか、たまたま野球狂の詩を検索したところ、「AMAZON」でDVDを販売していた。
早速映像を見ると、若い頃、とっても好きだった木内みどりさんが、あの時のままの姿で、あの時のままの声で、再び見ることが出来、青春時代を邂逅している様な錯覚に陥りました。
懐かしきDVDを持っていた「AMAZON」さんに感謝感謝!