レースクイーン THE DVD 2
高濱優子さんが、好きなので、購入しました!
収録時間が、他の方より長く、私個人としては、良かったです。
パーツ選択(胸やお尻)が、ありますが、あまり意味がなかったような…。
アングルを胸やお尻に、変えられるとかなら、良かったのですが!!
黄金の日日 完全版 第一巻 [DVD]
また一人、日本のテレビの一時代を牽引した偉大な作家が亡くなった。
自分の世代で言えば、脚本家・市川森一といえば、やはり『ウルトラマン』になるのだと思う。そしてもちろん、子供の頃に夢中になった大好きな番組だった。しかし、悩んだ末、色々な思いを込めて、『黄金の日日』に追悼レビューを書く事にした。
実は、何年か前に一度だけ、市川さんに仕事でお世話になる機会があった。もうあれだけの巨匠だというのに、若輩者の自分に対してとても気さくに対応して頂き、その温和で腰が低く、全く飾らない人柄に深い感銘を受けたのが、未だに忘れられない。あんなにお元気でいらしたのに・・・。だから今回の訃報は、自分にとっても、とてもショックだった。
自分は、少年時代の大半を海外で過ごした。そして、この『黄金の日日』が放送されていた時は、アメリカに暮らしていた。毎週土曜日の夜、日本人のために日本の番組を放送する時間帯があって、そこで子供向けのアニメ(『まんが日本昔ばなし』や『一休さん』)や大河ドラマを放送していた。『黄金の日日』は、大航海時代を生きた日本人・呂宋助左衛門の物語で、それは同時に幼い自分にとって、アメリカと、遠く海の向こうの日本をつなげてくれるドラマでもあった。もう小学生の頃の事なので、正直ほとんど内容は憶えていない。しかし、このドラマに込められた熱いロマンの想いのようなものは、今でも感覚として残っている。中でも、強烈に記憶に残っているのは、川谷拓三だっただろうか、のこぎり挽きで処刑されるシーンの、仲間たちの慟哭の声・・・家族と共に心震えたあのシーンは、決して忘れる事はないと思う。
「真に偉大なものは、否定されるものなんです。そうでなければいけないんです」と、その温和な表情とは裏腹に、やはり「あの反抗の時代」を生きた方なのだと思わせる言葉が印象的だった。子供の頃、学校で美空ひばりの歌を歌って、担任に怒られた、というお話だった。美空ひばりは、デビューしたての頃は、子供のくせにはしたない歌を歌う、と大人たちから嫌われていたのだと。
ご幼少の頃の写真をお借りできないか、と伺ったら、「水害でね、全部流れてしまったんですよ」とおっしゃっていた。大変不躾なことを聞いてしまったと反省したが、相変わらずニコニコと笑顔でいらしたことが、いまだに忘れられない。
市川先生の事を思い出す時は、真っ先にあの笑顔が脳裏に浮かぶ。
ここに謹んで、ご冥福をお祈りします。