ラテン・アメリカは警告する―「構造改革」日本の未来 (シリーズ「失われた10年」を超えて―ラテン・アメリカの教訓)
日本社会の現状や将来を考える際に、アングロサクソンやニュージーランドの改革だけではなく(それも失敗なのだが)、ラテンアメリカの構造改革からも学ぶところは多いはずである。日本の構造改革は、第三世界型新自由主義ではないものの、この本からやはり現在進行中の事態の輪郭は見えてくる。
ただし、ラテンアメリカの個々のケースの羅列といった観がないわけでもない。理論的にもう少し踏み込んで分析可能であったとも思われるので星4つ。しかし、野心的な試みであることは間違いない。
和田の130キロ台はなぜ打ちにくいか (講談社現代新書)
確かにタイトルと中身は違います。
でもプロになるまでの過程。これは読み応えがありました。
考えて、勉強して、自分の中で取捨選択しながら、正しく努力する。
小学生の頃から負けず嫌い、課題設定など、イチローのようで一角の人間の違いを思い知らされました。
卒論の部分は正直理解できませんでした。
しかしここまで科学的に考えて野球をしているのかという姿勢に度肝を抜かれました。
ただ根性やメチャクチャに努力してるわけじゃない。
夢をかなえるサッカーノートを読んだ時のような寒気を感じた。
将来指導者としても成功するのだろうと思われれるスゴイ人ですね。