心理学―心のはたらきを知る (コンパクト新心理学ライブラリ)
心理学的現象について、平易な文章で分かりやすく、図や表を用いながら書かれてあるので、学生にはもってこいの本である。心理学を初めて学ぶ人にはぜひ読んでもらいたい1冊である。
週刊添い寝CDvol.08涼 初回生産分
このシリーズ2枚目の購入でした。1枚目に買った和也(鳥海さん)の声の色気にもやられたんですが、この涼は可愛すぎました。もう何度イヤホン越しに聞きながら悶えて「可愛い」と連発したことか!笑 寝るどころじゃありません。 彼女さんが頭を○○○○するシーンありましたけど、私だってしたいよ!! 可愛いんだけどだんだん甘ーくなってきて、あるトラックの最後に掠れた声で囁かれた時には耳が蕩けました。 オススメです。
ヒットを生む商品企画七つ道具 よくわかる編 (商品企画七つ道具実践シリーズ)
本書は商品企画七つ道具(以降P7と呼ぶ)に関する三冊シリーズ「はやわかり編」「よくわかる編」「すぐできる編」の二冊目である。
P7は、成城大学の神田教授が今まで属人的であった商品企画というものを定性的な手法と定量的な手法を組み合わせたシステムとして完成させたものであり、七つの手法と4つのサブシステムからできている。
1)調査:インタビュー調査、アンケート調査、ポジショニング調査
2)発想:アイデア発想法、アイデア選択法
3)コンセプト最適化:コンジョイント分析
4)設計とのリンク:品質表
P7では、定量的な評価を行うために、心理学や官能評価で使われている因子分析、KT法のDA表に類似の重み付け評価法、実験計画法を活用したコンジョイント分析やお客様言葉を設計用語に変換する品質表など多岐に渡る手法の組合で構成しており、本書はこれらの手法の解説本である。理系ならこれらの手法に対し少しは馴染みがあると思われるので、アイデア発想法の「焦点発想法」「アナロジー発想法」が新鮮な(活用しがいのある)手法だと思う。
著者によると、アイデア選択の時に「重み付け評価」を行うことは多いが、以下の三つの間違いがよく見られる(顧客の意思を反映していない)。
1)自分達で選択する
2)評価項目を自分達で決める
3)評価項目のウエイトを自分達で決める
P7では、顧客による評価でアイデアを選択すること、評価項目とウエイトにアンケート調査(因子分析の結果)で得られた主因子と因子負荷量を使うことで、真に顧客本位の商品企画を実現している。
「はやわかり編」「すぐできる編」を読んで、実際にP7のシステムを使ってみたい人、各手法についてもう少し詳しく知りたい人には、本書を買うことをお勧めする。
帰って来ないんですか(紙ジャケット仕様)
まるでギター伴奏一本だけのフォークソングのような渋いタイトルがついていますが、
少しロック寄りの典型的な70年代ソフトロック曲集です。
おすすめは
北鎌倉 パート2
結婚しておくれ
帰ってこないんですか
過ぎ去りし日々
俺たちのフォーク! ~フォーエバー~
フォーク・ソング・ブームは私の記憶では、世の中の騒乱とともに生まれ育ったように感じています。丁度1970年の安保前後でした。前年の69年に東大の安田講堂が全学連によって封鎖され、海の向こうのベトナムではアメリカが泥沼の闘いを繰り広げていました。学生の反戦活動が世界的な潮流となっていた頃です。
一方日本経済は70年の万博を目前に控え空前の好景気を得ていた時代です。
フォークが若者の歌となった時代背景として、騒乱というのが一つのキーワードになりそうです。連帯という言葉も大切にしなくてはいけません。音楽を聴く側の態度もそうでしたから、まして歌い手は自分の立つ位置を明確にする必要があったわけです。
思想信条において、自分の考えがなければ他から糾弾される時代でありました。歌も同様です。
それゆえ、フォークというのは必ず明確なメッセージが伴ったわけです。
歌謡曲は作詞家がいて作曲家がいましたが、フォークは基本的に自分達が作詞作曲したものを歌っている形態でした。ショービジネスの世界とは別のアングラでマイナーな会場が主な活動の場でした。フォーク・ソングの伝播は、口コミであり、ミニコミであり、深夜放送でした。
それらを俯瞰して眺めた時に、この2枚組のCDに収録された曲が「フォーク」のメインストリームかどうかは判断に迷うところです。1枚目は問題ありませんし、2枚目のいくつかの曲も大切だと判断しています。
つまりもう少しコンセプトを明確にして厳選した選曲なら、万人が納得するようなアルバムになったと思いますし、少し惜しい気がしました。
もっとも珍しい曲が収録されていますので、この企画の独自性も評価しなくてはいけませんが。