家政婦は見たかもしんない―スレイヤーズすぺしゃる〈12〉 (富士見ファンタジア文庫)
本書は、神坂一の「スレイヤーズ」ということで、アニメで見たことの多い人もいるだろう。
本書では、出てくる姫がかなり危険な人物でリナ(主人公)の身がある意味でやばくなる。という愉快なお話である。
・・・この説明で分からない人は、さあこの本を買おう。
家政婦のミタ エピソード・ゼロ (日テレbooks)
私が読んだのは、最終回が終わってからです。
まだ観ていない人が読んだら、ネタばれだらけですし…。
ミタさんの『身上書・鞄の中身・完璧料理…公開』などを楽しみに?購入しました。
このあたりは、ページもひとテーマ見開き程度で(説明も短い)、残念だった気がします。
ドラマの1話からの、ミタさん及び登場人物のセリフは、字として読めてドラマを思い出せて良かった。
どなたかも書いてらっしゃいましたが、後半80頁の内容は、私には今ひとつでした。
家政婦紹介所の晴海さん(にもつらい過去があった…)が、ミタさんの過去を知る7人(と言っても、近所に住んでいてミタさんの母親に茶に呼ばれたこともあるとか、同級生や、なぜか義弟の元彼女…)に聞いた話(会話調)なんですけど、読んだことによって、ドラマの中でのミタさんの告白が、より暗く色付けされたというか…。
後半80頁は、「三田灯の半生」という小説のほうが読みやすかったかもしれないです。
ドラマでは語られない「それまでのミタさん(灯ちゃん)」って、幸せだった部分が、結婚して親子3人で暮らした何年かだったのね…と思わずにはいられなかった。
でも、悪意は感じられないけど、ミタさん自身を(容姿以外に)あまり良く言う?人も少ないのって、やっぱり影のある女性を印象づけたいんでしょうか。
晴海さんが温かい人で良かった、阿須田家の人(特に子供たち)も。
ただ、最近はもっと悲惨な人生の人も多いし、私も割とつらい人生歩いてます。
三田灯は増えているかも…。
ちなみに、全くたいしたことではないですが、頁横の月が満ち欠けしてます。