ライヴ・アット武道館 [DVD]
このツアーは武道館ではなく横浜で見ました。
いまさらオジーはみなくてもいいや、なんて思っていたのですがオジーファンの旦那に連れられて見に行ったのです。
それがびっくり。
すみませんでした。今までオジーのことかっこいいってこと知らなくてごめんなさい・・と謝りたくなるくらい良いライブでした。
ここに納められている武道館での映像は、やはり武道館という場所柄か横浜よりももっと高いテンションでプレイされているようでした。
オジーのちょこちょこ歩きや、飴とむちを使いわけるファンへのあおり。
ファンならたまらない姿は健在。
なんだか動きはユーモラスだし、オズボーンズではかっこ悪いところもさらけ出す。
でもステージでは、かっこいいHR/HMの帝王。
オジー・オズボーンという人は唯一無二の存在。
もうこんな人は現れないだろうと思います。
バックを固める、Zack WildもベースのRobert Trujillo(元Suicidal tendencies-現Metallica)のプレイもビジュアルも文句無しにかっこよいです。
ただ映像の編集がオジーサイドのようで、やたら熱狂する客席のショットがありますが年齢層も高く、いたーい感じの人が多くて日本人としてはちょっと惹きました。
全世界の人が見るって言うのにもっとかっこいいロック青年はいなかったのかしら・・・
確かに外国人がみる日本人のイメージにぴったりかもしれないけど、あんなにメガネのもやし君ばかり写さなくても・・・という気がしました。
でもその他はものすごいファンでない私でも、とても楽しめたDVDでした。
特典も面白いので、好きな人は買って損はしないと思います。
オジー・オズボーン&ジェイク・ [VHS]
「罪と罰」TourはDVD化されましたがこれはやはり無理か…しかし内容は最高!リズム隊の二人もこちらの方が巧いし、ジェイクの躍動感が凄い。ピッキングは物凄い大振りで迫力がハンパではない。にもかかわらずリズムの切れ、アドリブの閃きは素晴らしく鳥肌が立つ。
全編良いが「BARK AT THE MOON」のアウトロの異常なストレッチフィンガリング、「自殺志願」のクラシカルなコード分散によるギターソロはインギー系の連中と異なり力でねじ伏せる感があり感動する。
ランディは音楽の才能はあったがロック向きではなかった。ザックは剛腕でありながら器用で最高だったが、手癖で弾きまくり過ぎた。ザック以上にハードヒッターながら制御が利きステージ映えしたジェイクが私は歴代最高のギタリストだと今でも思っている。
2009年に発売された同内容のハピネット盤で痛い思いをした方にとってこの再発は気になっていたと思います。
勿論、私もその一人です。しかしながら今回も「完璧」な内容とはとても言い切れません。
発売元が米Eagle Visionなのでマスタークオリティを期待したのですがVHSをDVDにコンバートした程度の画質です。
以前同内容のLDを所有していましたが、もっとクリアな画質だったはずです。
今となってはこれ以上の良質なマスターテープは存在しないのでしょうか?
ほとんど海賊盤なブラジル盤、同等かそれ以下のハピネット盤よりはマシですが☆5つは無理でした。
Audio Produceをオジー初期2作を手掛けたマックス・ノーマンが務めているので演奏自体はそれなりに臨場感のある音質です。
日本語字幕はオジーのMCに出る程度ですのでリージョン1のDVDが再生可能な環境の方は格安なアメリカ盤を待っても良いかもしれません。
最後に仕様を記しておきます。
本編約78分
片面2層MPEG-2
日本語字幕付
音声:1.Dolby Digital Stereo 2.Dolby Digital 5.1ch 3.dts Surround Sound
ブックレット2種(オリジナル・日本語訳)付
解説:ルディ・サーゾ 伊藤政則
ライヴ+モア! [DVD]
色々な意味で、80年代しています(^^;)
出てくる方々のファッション、映像構成・・・非常に懐かしく拝見しました。
しかも、鬼籍に入ってしまったランディの元気な姿・・・涙なくして観られない
ですね・・・フィルもジェイクも今何をしているのでしょうか・・・。
筆者的には、映像が今ひとつ鮮明さに欠けている点、音質・音量の迫力に若干
欠けている点がマイナスではありますが、80年代のド派手モード全開のオジー
の姿なんて、永久保存の貴重盤だと思います。ジェイクも本当にカッコよかった
ですね!!
ドクター・オジーに訊け!
オジーは正しい!しかし本人はエピローグで「何が正しいのか間違っているのか、ドクター・オジーに対して尋ねている時点で既に君は、それが間違いだ、とわかっている」と謙虚だ。とても読み応えのある一冊。こんな世の中だからこそ是非お勧めします。