遙かなる時空の中で~紫陽花ゆめ語り~ 上巻 [VHS]
まず、このOVAは遥かなる時空の中でを見た事が無い方には分かりかねる内容でしょう。
理由はあかねが神子になるまでの経緯が良くわからなくなっております。
それと、詩紋とイノリの仲が良い様で、鬼呼ばわりされていた詩紋を庇っていました。
作品内ではどういう外見の人が鬼かを説明していません。
なのにいきなり詩紋に向かって村人が「鬼だ」と言います。
本編を読んでいない方には何故かさっぱり分からないでしょう。
ストーリーはしっかりしているものの、ドラマ性があまり感じられませんでした。
ですがやはりアニメーションは凄く綺麗で見応えがあったと思います。
声優さんが豪華でなければあまり話題には昇らなかったでしょう。
ネオロマンス■フェスタ 遙か祭 2012 [DVD]
唯一八葉が全員そろった10日夜の部(+他公演のOP/EDをMIX)を1枚目に、そこで披露されなかったメッセージ・歌・バラエティを2枚目に収録されています。
ドラマについては、きっかけになる天地が違うだけで全公演同じシナリオだったので収録はありません。
公演を見るという意味ではよく収録されていました。
特に初日夜の部のバラエティでの暴走っぷりがしっかり収録されていたのでそこはとてもよかったです。
残念だったのは、千秋楽コメントが収録されていなかったこと。
千秋楽というのは、ほかの公演とも違う部分がありますから、ぜひ2枚目に収録してほしかったと思います。
本当に特定公演のみをメインに据えるなら、中途半端に挨拶を混ぜてほしくないなと思いましたが、会場の雰囲気がよくわかる状況にはなっているので、星4としました。
遥か5チームのDVDは優遇されているなと思います。
これと一緒にバラエティDVD『遙かなる時空の中で5 八葉爛漫2』を見てもらいたいです。
信くんのメッセージに入った会場のツッコミは消えてました(笑)
あと、11日昼の部のバラエティが収録されていないのは大人の事情でしょうか?
遙かなる時空の中で5淡雪の心唄
都役斎賀さん、崇役下野さん、リンドウ役八戸さんのソロ曲と
八葉は四神毎にデュエット曲と八葉全員曲が収録されています。
朱雀と白虎の八葉デュエットはイベント会場限定で発売されたCDに収録されていた曲ですが
青龍と玄武の八葉デュエットはこのCDが初収録になります。
前の「暁の恋唄」も世界観を尊重した上の和洋折衷な音楽と歌詞がとても格好良かったですが
今回の「淡雪の心唄」も世界観を尊重した和洋折衷な音楽と歌詞でかなり良い仕上がりだと思います。
八葉のソロが無かったので購入するか悩んでいたのですが
発売直前に開催された遙か祭2012で全員曲の「時空を超えて」を聴いて購入を決めました。
優しさが溢れる歌詞と声優さん達の歌い方に予想外に涙がこぼれました。
また八葉の四神毎のデュエット曲もその組み合わせらしい仕上がりです。
他作品や個人活動で歌い慣れている鈴村さんと寺島さんの青龍と斎賀さんの曲がかなり格好良いです。
(…斎賀さんは女性で、演じられている役の都も女性ですがね/苦笑)
そして個人的には玄武は声優さんの音域的にデュエットはかなり難しいだろうと思っていたのですが…
高音の四反田さんと低音の安元さんが綺麗にハモって予想以上に良い曲だと思います。
(変調曲なので歌う方はかなり大変な曲だとは思いますが…)
もう全曲お気に入りで毎日リピートしています!
☆-1はCDやグッツ等関連商品が地味に値上りを続けているからです。。。
遙かなる時空の中で3 with 十六夜記 愛蔵版(通常版)
「ゲーム」という媒体だからこそできる「運命上書きシステム」。
女性向けゲームというジャンルに間違えなく一石投じた、作品。
その最終形態(と願いたい)…です。
・追加された後日談
実際プレイしてみると、一本一本、丁寧でした。 (各キャラクリア後、「おまけ」の回想録から閲覧できます)
いちいち切なかったりときめいたりで、ひたすら参ります。
ただでさえ、切なさで胸が締め付けられた弁慶さん十六夜エンドの歴史。
さらにその後の彼の回想録に、張り裂けそうになりまして…。
(一方、恋愛エンド後日談は、ほのぼのしました。望美の想像がまた…(笑)…どちらの話も好きです)
他にもヒノエとの新婚話(相変わらず甘い!可愛い!)や、
八葉でなくなった敦盛の決着(ほんともうピュア…感動…)…などなど、
「おすすめ」は挙げ始めると正直な話、全部です。一人一人心温まる話が詰め込まれています。ボリュームもあります。
それに際した追加スチルも、またさらに美しい。
強いて残念があるとしたら、この後日談がフルボイスだったなら…
私はなんかもうときめき通り越して爆発してたんじゃないかな。そこが唯一もったいないかも、です。
・やはりPSP
寝転がったり別の部屋だったりでも、気軽にONOFFできて、嬉しいです。
画質も縮小マジックといいますか、やっぱりとても綺麗。背景や、細かな装飾の「美」も見どころな作品なだけに、これは大事なところです。
コーエーさんの移植戦略が賛否両論なのはいまだに変わりませんが、
実際ゲームとしてシステムといい、シナリオといい、素直に質が良いのも、確かです。
つまり面白い。
上記したように移植に際した追加要素も上出来でしたし。移植先がPSPなのも間違ってない。
確かな良作です。