満ち潮に濡れる兄妹 (バンブー・コミックス 恋パラコレクション)
元々別のPNでりぼんなどで書かれてた作家さんでその頃好きだったので購入しました。
内容は、こういう系統の漫画にしてはやはりメジャー誌出身のベテラン漫画家さんなので話の内容や展開も無理が無くて面白く読めるような気がしました。エッチ自体はこういうジャンルにしては薄めではありますが、やはり自分は元の先生の良さがもう少し出るようなかつはじけた感じの作品を読みたい感じです。初恋の初々しい感じが好きだった方は衝撃な内容だと思います…。単にあんまりエッチすぎなくて内容がある話を求めていたらかなり良いと思います。
華ヤカ哉、我ガ一族(限定版:宮ノ杜財閥発行 記念絵葉書集、ドラマCD「真夏ノ温泉宿ニテ」同梱)
オトメイトさんのPSPのゲームソフトだったので、少し悩んだのですが(ボリュームの面で。)
前の作品を手がけた「デス・コネクション」がとても楽しかったので、信じて購入しました。
現在、3人目とEDを迎えるところまで進めています。
時は大正時代、父親が病気になり、一家の生計を支えるために「宮ノ杜家」に住み込みで使用人として
働きだすところから物語は始まります。
背景が大正時代なのでゲーム全体を通してセピアカラーを醸し出しているところはとてもよかったです。
四季の移り変わりが特徴よく描かれていて、世界にもすんなり入っていけます。
画面の背景などで雲がゆっくりたなびく様には感動を覚えたりしました。
主人公の「浅木はる」は天然色が少し強い、素朴で前向きな女性です。
わたしは嫌いではないのですが、少し感情移入がしずらい気がしました。
客観的にプレイできないとイライラする部分もあるかも知れません。(私の好みかも知れませんが。)
攻略していく宮ノ杜家の6人の兄弟は皆個性的です。
相手の年齢が高めだからかも知れませんが、艶っぽいイベント関係なしにアダルティ(?)な印象が強いです。
皆、個性は強いですが、かっこいいです!かっこいいよりも魅力的です。(ニュアンス的に。)
主人公と関わっていくうちにペースを崩されていくキャラクターが多々いて、そこは楽しくてぐいぐい引っぱられました。
また、6人の兄弟たちのそれぞれの母親もきちんと関わってくるところは、
今までの乙女ゲームではなかった視点ですごくよかったです。関わり方も成功していると思いました。
シナリオは一年間の間で進めていくのですが、基本、一週間の行動設定の中の合間に入ってきます。
個人的になのですが、前の作品のようにADVに徹した方がシナリオが生きる気がしました。
場面ひとつひとつがなんとなく中途半端な終わり方です。
突っ込みどころは色々ありますが(笑)シナリオは安定した面白さです。クセになります。
ミニゲーム等含めてボリュームはあると思います。
ただ、ミニゲームはもう少しおまけ的にして、シナリオに力を注いで欲しかった。
(それでも、シナリオの完成度はとても高いと思います。)
最初、一部を除いて主人公に「全く」関心がなかったキャラクター達が主人公に惹かれていくようすは
達成感(?)があります。わたしはそこがとにかく燃えました(笑)
使用人だから仕方がないのかも知れませんが、最初の扱いが散々なので、特に気持ちが入りました。
欲をいって全体的にもう少し甘くてもいいかなと思います。
スチルはひとり、ボーナスを入れて13枚程度。
グラフィックは綺麗です。PSPってすごいんだなあって再確認しました。
目の瞬き、口パクもあります。声優さん達の演技も逸秀。
私は限定版を購入してドラマCDはまだ未視聴ですが、ポスドカードブック(?)は好きな場面が収められていたり、
書き下ろしも、この作品に思い入れができれば、気持ちが温かくなるような場面です。(一枚違いますが)
最近、限定版を買う機会があまりなかったので少し心配していたのですが、買ってよかったです。。
少し気が早いですが、これからダウンロードでED後のシナリオが展開するみたいなので、期待したいです!
宇宙兄弟 スタンダード・エディション [DVD]
宇宙兄弟の映画は本当によかった!もう一度見たかったけど、一回しか見れなかった。でもDVD化して本当に嬉しい。映画を見れなかった友達にも見てもらえるし♪♪楽しみ〜
チャイコフスキー:バレエ「眠りの森の美女」全曲
初めてこの全曲を楽しみたい方へ。
1曲ごとの解説がないと、何をやっている場面だか、全然わからず、”情景”とか言われても困りますよね。
白鳥や胡桃割りは、おおよそわかっていれば、ある程度想像して聴いていてもわかりやすく、退屈しない面もありますが、長丁場のこの曲、悪の精が入ってきて姫の未来を予告したり、糸巻き(紡錘?)に手を刺されたり、王子の口づけで城全体が目覚めたり、やはりどの音楽か、解説がないと辛いと思います。
その点このCDはたっぷり解説があり、助かりました。
また、ケース裏にも各トラックごとの曲名が全て書かれているので、いちいち解説書をケースから取り出し、開いて曲目を選び出す必要もなく、やっぱり、オペラやバレーは、国内盤で、しっかりした解説書のついた、廉価盤でないデッカ盤やグラモフォン盤だなァ・・と思いました。
このCDは、三枚組で持ち運びや車で聴くには不便さもあるでしょうが、CD一枚に入っている一幕ごとに聴き返しながら、曲に馴染み、好きになって行くためには、やはりこの3枚組がいいようです。
演奏は、残響の多い録音が大変良く、金管やシンバルが元気で、それぞれの曲もじっくり描き出しているので、本当に入門には最適の演奏です。
しかも、ノーカットの完全全曲版で、アンセルメ盤などではカットされていた部分も聴けるので、この演奏に慣れたら他の全曲盤は聴く気がしない位です。ストーリーからしても、この曲はノーカット版で聴きたいですね。