PandoraHearts(18) (Gファンタジーコミックス)
読み終わったあとは、それしか言えませんでした!なんていうか、ほんとーにもー望月さん最高!
いろんなことがぐちゃぐちゃになって、でもアリスは格好いいしギルはリーオはうああああ!
とにかく怒濤の展開!ラストにみなさん驚きますよ!?
これは買って読まないと損!人生で損するよ!もう何言ってるのかわからかいよ自分でも(おい)
本当は星十、いや五十はつけたかった……………………………次巻が待ち遠しいよ!
PandoraHearts Official Guide 8.5 mine of mine (Guide book)
カラーイラストギャラリーのあと、絵本のような語り口のイントロダクション、目次を挟みキーワードのページ。そのキーワードについてもやはり謎めいた口調の語り。
「滑稽な御伽噺が今語られる…」
そしてキャラクターのプロフィールなどのページ、とかなり引き込まれる出だし。
キャラクター、一人一人に数ページとり、プロフィール等とともに初期のラフ画もキャラ別に掲載。(読みきり版のハリスのプロフィールもあります)今のものと比較しながら楽しめます。
コミック未収録のあらすじ「ぱんどらはーちゅ!」って何だろう?って思ってたのですが、どうも雑誌掲載時に前号までのあらすじとして載せているページのようです。ベスト10掲載ということで、10回分しかなく順番もばらばらです。作者のコメントが付いてます。コミック派としては今までの分、全て掲載してほしかったです。(星を一つ減らしたのはこれが理由です)
ガイドブックらしい企画として作中に出てきた台詞や謎についてのページや、作品内容に関するクイズや診断テスト、作者へのインタビューなどがあります。
コミックス気収録セレクションとして雑誌に掲載された連載開始予告漫画、アニメ化記念告知漫画が、
ドラマCD収録レポートとして『鋼殻のレギオス』『円環少女』などの挿絵の深遊さんの漫画が、
その後にはアシスタントさんによる漫画が、
そして作者による描き下ろし漫画『9度目の奇跡!?』が掲載されています。
カバー下の漫画は2巻のカバー下漫画の続き……
とにかくファンを飽きさせない一冊です。内容としては同時発売の8巻のものも含まれていますので、そこまで読んでからの方が楽しめます。
望月 淳 画集「PandoraHearts」 ~odds and ends~
構成以下のとおり
『PandoraHearts』のカラーイラスト(全体の3分の2ぐらい)
『望月淳と楽描き』と称したラフスケッチ集(一部吹き出しによる作者コメント付き)
『クリムゾン・シェル』やアンソロジー本などで描いたカラーイラスト
掲載カラーイラスト一覧(全てに作者のコメント付き)
こういったイラスト集は掲載当時のカラーの雰囲気が味わえるので基本コミックス派の人に嬉しいものです。実際、カラー扉イラスト、雑誌の表紙イラストの他にカラー原稿まで掲載されていますし。しかしこのイラスト集はそれだけでなく、コミックスの表紙、中表紙のイラストだけでなく裏表紙や著者近影のカットイラストまで掲載されているという、本誌派にも嬉しい内容となっています。掲載の仕方も凝っています。またドラマCD関連イラストやアニメイト限定の購入特典の色紙イラストなども掲載されています。
帯によると掲載されているカラーイラストは120枚以上、秘蔵ラフスケッチが180点以上。なんと『望月淳と楽描き』は32ページあります。表紙をはじめとする書き下ろしイラストは『PandoraHearts』だけではなく、『クリムゾン・シェル』も2枚かきおろされています。イラストのページには何に使用されたイラストなのか全く記されていないので、最後の掲載カラーイラストの一覧で初出を確認できるのはありがたいです。
イラスト集は特製の紙ボックスにはいっています。紙ボックスのひし形の部分から表紙のイラストの一部が見える仕掛けですが、中身にもこういった仕掛けが多数。一部切り取られたページが所々で出現、その向こう側にキャラや背景の一部が見えるようになっています。形は十字架や羽、花、丸とそのイラストの雰囲気にあわせたもの。
イラストを堪能することは勿論、作者コメントやラフスケッチに書かれている言葉や台詞を読み込むと作者の画材道具やキャラへのこだわりなどが楽しめます。あとがきによると中途半端なものを作りたくないと何度も打ち合わせを重ねたとのこと。その想いが充実した内容に繋がった一冊。
ドラマCD「PandoraHearts」
パンハーさいこーですね。キャストも豪華です。
内容も本編+番外編で楽しませてもらいました。
ジャケットも望月 淳先生書き下ろしで、色塗りも綺麗で良いです。
絶対オススメッ!!!