ナッジ・イット・アップ・ア・ノッチ
ジャケットはCDサイズのものとしては、ギャラクティックのクーリングオフと!、2を競う素晴らしもので、クロッパーの名前がなくともスタックスのトレードマークだけでジャケ買いだね。
しかしながら、これはキャバリエのソロアルバムという味わいです。
2曲インストもありますが、それもクロッパー大爆発という感じではありません。
黒人フィーリングの白人同士なのに、絡むと妙に白人臭いことになってまんがな。
キャバリエもグルービン(山下達郎のアレ)で知られるヤングラスカルズのつわもの。
久々で力が入りすぎたのでしょうか。
新しい靴を履いても、妙に似合わない。
古い靴をピカピカに磨いて背筋をスタッと伸ばしたようなライブアルバムを期待します。
幽霊ゾンビ [DVD]
血が出るジャパニーズホラー。
幽霊とゾンビ!?とタイトルで首をかしげましたが、なるほど!と思いました。
怖くて楽しい内容でした。
ゾンビを切り飛ばして血がドバッと出るシーンは迫力物でした。
アイドルも可愛い。
台場怪奇学校の紹介や撮影風景、インタビューも面白かったです。
PARKTOOL(パークツール) フリーホイール リムーバー サンツアー 4ノッチ用 FR-3C YD-1337
20年以上前に買ったマウンテンバイクがとうとうイカレまくった。
ギアの変速は使えない、ブレーキは新品に換えて効きは良くなったの
だが、取り付けが可笑しかったらしく、妙に遊びが少なく、いつも、
リムと擦れているような状態で擦れる音がするし、終いには、ギアの
爪が欠けて、ガツンガツン滑るようになってしまった。
この状態になって、やっと、消耗品は、ブレーキパッドやタイヤだけ
でなく、スプロケットや、ディレイラー、チェーンその他、殆どの部
品に及ぶという事を知った。
幸いなことに、フレームだけは奢って、クロモリのチューブを使った
ものにしておいたので、錆は傷付いた部分程度で、後は充分使える状
態。
じゃあまず、ギアが滑るという事なので、スプロケットの交換から始
めようと、後輪を外してみた。
よくよく見ると聞いた事もないメーカーの名前が書かれている。
SUNTOUR(スントー?)ってなんだ?から始まって、やっとサ
ンツアーのなんたら(もう忘れてしまった)という、ボスフリーだと
ゆうことが判明。
これを外すには、専用の特殊工具が必要だそうな。ネットで調べて、
やっと、PARKTOOLというメーカーから、互換品が出ているの
がわかって、一時は諦めかけていた、MTBの蘇生の夢が再び膨らみ
始めたのだった。
因みにこのSUNTOURというメーカーは潰れてしまってどっかに
吸収されてしまったらしい。
こいつのおかげで、何とかスプロケットだけを外し、おニューの、古!
シマノの新品のボスフリーに取り替えることが可能になったのであっ
た。
感謝。
流石に20年という年月は長すぎる。自分で自転車をメンテして乗っ
ている人たちがいて、そういう文化が、根づいているからこそ、こう
いったものがまだ存在したのだろう。
ボスフリーも、低価格製品用に残っているだけらしく、殆どは、カセ
ットタイプになってしまっているらしい。(こちらの方が、選択肢も
多く、最近は、10段変速がメインになってきているようだ。)
しかし、これだけでは済まず、スプロケット−>ディレイラー−>
ブレーキ一体型変速機−>チェーン、グリップ、ワイヤーの引き回し
などなど、どんどん取り替えるものが増えてゆき、結局、一番安い、
新車のMTBが、買えるくらいの大枚を叩いてしまったのであった。
最後に。サンツアーのボスフリーを外すには、このリムーバーは必須
であるが、小ギア抜きとかいう工具は、シマノのボスフリーを外すに
は絶対に必要になるのだが、サンツアーについては、このリムーバー
だけで、外せる事がある様なので、まずこれだけ買って、差し込んで
リムーバーがどちらかに空回りしてしまうようなら、先ほどの小ギア
抜きが必要になるが、どっちにも回らないようなら、単純にねじ込ん
であるだけなので、リムーバーだけで外せる。(小ギア抜きというや
つは結構なお値段がするものなので、買わずに済めばそれに越したこ
とはないと思うぞ。)
サンツアーは昔は結構有名な会社だったらしい。時代の波にのまれた
か。
ノッチの愛妻日記 僕の嫁は名プロデューサー
芸能人が書いた本、特に自伝やエッセイ系は中身が無いものが殆どなので、通常読書対象としない。 ましてや自分で金を出して買うほどの意欲は残念ながら沸かない。 ところが気がつけば買ってしまっていた。 嫁に「こんなの買うの?」と言われてから気がついた。
ノッチという芸人はそれまで全く知らなかったが、TVで鬼嫁が紹介されると、がぜん興味が湧いてきたのである。 単なるヒステリックな暴力嫁なのだと思ったが、番組で彼らの過去が紹介されるにつれ、ノッチのだらしなさと嫁の素晴らしさが際立つようになった。 本書に手が伸びてしまったのは単純にこの夫婦のコトが知りたかったからである。
夫に折檻する嫁の姿は、憂さ晴らしをしているだけの部分も実際有るような気もするが、それ以上に、夫を食える芸人にするための嫁の我慢と努力が本書からも見て取れる。 何分にも夫であるノッチがいい感じにダメ男なので、素人であるはずの鬼嫁の方が危機感があり芸人がすべきことをよく理解している。
正直文章的な技巧もなく、単にあるがままの過去を書いた本であるが、その彼ら夫婦の持つ鮮烈なキャラクターが本書を面白くしている。 いやはや、デコボコ夫婦ではあるが、良いカップルだとしみじみ思う。
風と土のカルテ―色平哲郎の軌跡
数奇な人生を天衣無縫に歩んできたようにもみえる色平医師のルポ。
地域、対話、アジア、学生。家族。本書にあるキーワードのひとつ
ひとつの意味を自分自身として確認し直したくなった。先人の遺志を
ごくごく自然に継承しているこの現代の異人に、いつか会ってみたい。