JUMP ULTIMATE STARS NDS版 EMPEROR'S BUIBLE 任天堂公認 (Vジャンプブックス)
正直すごいです
バトルキャラ一人一人を四ページ(もしくは六ページ)ずつ使い、アクションの一つ一つに写真と解説が載っていて、ちょっと短いですがキャラの戦い方のアドバイスやコンボ例まであります。必殺技はどんなものか見れば分かるように、細かく載せてありました。これはサポートキャラも同じですね。
最初の方には……、表現に難しいのですが、バトルキャラたちの能力レーダー? みたいなのがあったり、どう言う長所をもったキャラが居るのかというタイプ別紹介みたいなのもあったり。
最後の方にも、デッキメイクの時、そのバトルキャラはどう言うところを伸ばしたりカバーしたら言いかというのも載せてあって(これは指南書っていいましたっけ)、クイズの答え集もありました。
……私は前のジャンプスーパースターズをやっていたから、最初からそれほど苦労はしなかったのですが、アルティメットスターズから始めた人にはすごく役に立つと思います。ヘルプコマについてのデータもいっぱいありますので。あ、もちろん攻略情報(シークレットプラネットの出し方とか、それぞれの惑星のミッションとコマのゲット条件とか)も載ってますよ。
最後に値段についてですが。
初めての人には妥当な値段ですかね。
私みたいな中級者? う〜ん、Wi-Fiでとか友達とかとやって、勝ちも負けも同じくらいって人には、ちょっとだけ高いと思いますが、人によって感じ方に差があるかもしれません。私的にはちょっと高い気がしますが。
オレ様に勝てるやつはいないぜ!って言うくらい自身のある人、もしくは誰かと通信して勝ちまくってるような頭の良い方には、わざわざ2000円を出す必要はないかもしれません。
Prometheus: Discipline of Fire & Demise
イーサーン(vo,g,b,key) サモス(g) タリム(dr)
ノルウェー出身、スカンジナヴィア半島に君臨する闇の皇帝。ブラック・メタルの中心的バンドの、ギリシャ神話に登場するプロメテウスの名を冠したアルバム。2001年発表4th。
この時点ですでに、サモスとタリムはEmperorよりさらに攻撃性に特化したZyklonを本格始動させており、イーサーンも彼の妻であるイーリアル嬢と共に、プログレッシブかつアンビエントな特性のプロジェクトPeccatumで数枚の作品をリリースしている。
このそれぞれのバンドを離れた個人活動については、メンバーの「ここ数年のうちに自分たちの個人的な嗜好の違いがどんどん広がってきていて…」という発言がそのまま当てはまるだろう。
だからこそ、個性や嗜好の異なるメンバーが集ったEmperorというバンドは、イーサーンの紡ぎだすドラマ性ととサモスやタリムの攻撃性が絶妙に融合した、他の追随を許さない崇高かつ孤高のバンドであり続けることができた。
そして、本作はそんなEmperor流ブラック・メタルのまさに最高峰。1曲1曲に壮大なドラマがあり、完璧に芸術の域に達している。暴風雨の如き獰猛さ。荒涼たる静寂。地獄の業火の如き苛烈な音像と、その上をなぞる儚げなストリングス。邪悪さと神々しさが交互に襲いくる、荘厳な暗黒オペラ。
本作を最後に、Emperorは解散。10年の歴史に幕を閉じ、メンバーはそれぞれ次のステージへと進み、音楽活動を続けていくことになる。
エンペラー・オブ・ジ・エア
ずいぶん前に読んだのよね。でも今でも柴田元幸氏の訳は秀逸ですわ。『ダイヤモンドを買う男』に出てくるおとーさんが、もう徹底的にユダヤっぽい明るさを見せてて笑えてしまった。ユダヤ系の文学っていっても理屈っぽくて暗いのばっかじゃないんですわよ。基本的にユダヤ・ジョークってシンプルだけど笑えるもん。メル・ブルックスとかウッディ・アレンの好きな人ならきっとこれも後味よく読めるはず。お薦めです。
白夫人の幻 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1789)
端午の節句を祝う龍船競走で、ゴール直前先頭争いをしていた艇の選手が頓死。
死体検分の結果毒殺だと判明した。
調査を始めたディー判事が内偵のために夜のちまたに出向くと
廃屋で若い女性が惨殺されるという事件い遭遇した。
その事件を軸に、かつて宮廷から消え失せた真珠の謎
若い男性を生け贄に要求する恐怖の女神信仰が
絡み合い、不気味で緊張感あふれるクライマックスに突入します。
闇の復活祭-LIVE AT WACKEN 2006 [DVD]
イーサーン(vo,g) サモス(g) エイナル(key) セクスディーモン(b) タリム(dr)
2001年に解散したノルウェーの伝説的ブラック・メタル・バンドEmperorが、2006年に期間限定で再結成。ドイツのヴァッケン・オープン・エア出演時のライヴDVD。2010年発売。
内容は、2009年発売の「Live Inferno」と同じ。実質「Live inferno」の国内盤みたいなもの。
ただ「Live inferno」がCD2枚、DVD1枚の計3枚組だったのに対し、こちらの方はDVD1枚。ただし解説・対訳、そしてドキュメンタリー・パートに字幕付き。「Live inferno」と一緒に購入して、再生したときはダブったかと思ったが(実際ダブっているのだが)、この字幕はありがたかった。
ライヴの内容については「Live inferno」に準ずるが、ドキュメンタリー・パートで、ギター雑誌の取材を受けるイーサーンとサモスがEmperorの曲をセッションしてみせるシーンは、楽器経験の有無に関わらず興味深いのではないかと思う。
あと、タリムのドラム・プレイをひたすらなめ回すように映し続けているカットもあり、彼の鬼神プレイを存分に堪能することができる。
まとめると、
「Live inferno」
・CD2、DVD1の3枚組。CD1のノルウェーでのライヴはここでしか聴けない。
・輸入盤なので字幕なし
「Live at Wacken 2006」
・DVD1枚
・歌詞・対訳・解説・字幕付き(ただしドキュメンタリー・シーンのみ)
となる。DVDの内容はどちらも全く同じ。両方買うのが一番かと(笑)