かりん 増血パック 1 (初回限定版) [DVD]
私、原作の大ファンなんです。
だから、メインストーリーは知ってるんです。
でも、第一話オープニングが始まった時、ついつい「オリジナルストーリーで展開か?」と勘違いしました。
何と言うか、反則です、あの技。実に上手い。
見ている人はほぼ100パーセント勘違いすると思います。
(どういうオープニングなのかはネタバレだから書きません。)
基本的にこの物語はラブコメなんです。ギャグ路線なんですよ。
ギャグの奥義は「緊張と緩和」だと言われいます。
例えば、ちょっと間違えたら爆発する時限爆弾を緊張感バリバリの音楽、及び、汗をたらたら流す演出を加え「これが最後だ!」とふたを開ける。
そしたら「ハズレ」って書いた紙が入っていた。
そういう類のものです。
その演出が全てにわたって完璧でした。
あと、もうちょっとで走る電車に身を投げようとする女性を(ネタバレだから書きません)
真っ暗な暗闇で薄ら笑みを浮かべながら血の入ったワイングラスを(ネタバレだから書きません)
流血まみれの少女が(ネタバレだから(略)
冷静に考えたら、バンパイア物として考えた時、全て反則です。
第1話に至っては、サブタイトルを画面に出すのは「本編が終わってから」です。
そんなもん、反則に決まってます。
それと第2話以降のオープンニングに映ってる「それ」もどう考えても反則です。
しかし、ここまでやってくれれば実に素晴らしい。
華麗にして見事な反則勝ちを決めてくれました。
傑作です。
断罪のマリア la Campanella 初回限定版
前から興味あったので買ってみました! グロ系好きなので個人的には楽しかった。乙女ゲームなのに、辛いくて悲しい系なためか散々に言われて…
playしてみたら結構楽しいですが難しかったです…
アニマムンディ 終わりなき闇の舞踏 【ハイブリッド対応】
イラストは綺麗ですがグロいので注意。ゴシック好き、ホラー好きでBL大丈夫なお嬢様にオススメな作品。また、声優陣もとても豪華なので、グロい描写と多少のBLが平気ならば買って損はないかと。私自身は、置鮎さんと緑川さんあたりを目当てに買ったら、ゲーム終了時には諏訪部さん好きになっていましたが。
攻略は少々めんどうですが、やりがいはあります。多少ネタバレですが、時間はルートによってはかかります。ストーリーとキャラクター設定がわりとしっかりしていて、GOOD EDも良いですが、BAD EDも物によっては見る価値あり。
とりあえず、同人ゲームとしてはかなり秀逸な作品だと思います。
断罪のマリア la Campanella (通常版)
まずこのゲーム「断罪のマリア」PSP版は同作PCゲーム版を移植した物であるが
旧PC版の物とは似て非なる物である。
とにかく、私は買って良かった遊んで良かった作品と断言しよう。
ゴスロリやパンク、ダークな世界に神や天使達…といった要素に大変興味を持っており
アドベンチャーゲームも好きな人ならこのゲームは存分に楽しめる作品である。
2009年に発売されたPC版とのシステム的な違いは
旧PC版では個々のキャラクターボイスはON/OFFの切り替えのみであったが、ボリューム調整も可能に。
また、メッセージ送り時にボイスカットや、キャラ・スチルのエフェクトなどのON/OFF切り替えが可能に。
メッセージの速度やオート時の待ち時間の調整が可能になるなど一般的な機能は不自由なく完備されている。
LRボタンによる前後の選択肢へショートカットできる機能は 選択ミスをしても戻って選び直せるので便利。
全編フルボイスでかつ好きなボイスを最大54個まで保存可能、EXTRAのボイスコレクションから鑑賞できる。
最近のPSPソフトでは当たり前になってきたデータインストール機能を使用して快適にプレイ出来る、など。
過去にPC版のレビューやネットでの意見などに影響され、興味は持っていたものの手を出せず仕舞いだったが
私はPSP版をプレイしてハマリ、気になって思い切って旧PC版も購入しそっちもプレイするも
PSP版のシステム周りの良さにはかなわず…プロローグを見たっきりでPC版は暫しお休みさせる事にした程だ。
PCゲームを移植した作品の中でも成功した作品ではないだろうか。否、大成功である。
この、過激な表現が抑えられ 新たなエンディングとシナリオが追加されたPSP版で初めて「断罪のマリア」を
プレイしたのだが、各キャラにハッピーエンド(ゲーム内で言うカンパネラエンド)があり後から加えたとは
思えない濃厚さでどのストーリーも好きになれる。学園生活中に見られるキャラクターの何気ない会話で見えて
くる各々の性格や人間性が上手く描かれていて、全体的にシリアスなストーリーにメリハリをつけてくれる。
BGMも雰囲気が良く、ストーリー終盤でOPインストがとてもよいタイミングで流れてきた時は感動してしまった。
残酷描写が修正された特定の場所は分からないが、それ程に身構える必要も無い。
END1(エクソシストエンド)もハッピーエンドが見られる今となってはまた一つの結末として悪くないものである。
私の好きな要素の詰まったこの作品には久々にのめり込んでしまい、コンプリートももうすぐだ。
あなたも気になるキャラクターがいたら
早くエンディングが見たいと、きっと時間を忘れ選択肢と戦ってしまうことだろう。
そしてゲームを終える頃には、きっとお気に入りのエンディングが心に残っているはずである。