ジョニー・イングリッシュ [DVD]
難しいことは言わない。普通に面白い。「007」シリーズのパロディー映画。本編を知っている人ほど楽しめるだろうが、そうでない人にも楽しめる。
話とは言えば、ただただくだらなく、ただただ紋切り型(ベタ)で、ただただ不謹慎(死者や病人を嘲笑するなど)である。かといって、映画の質が低いわけではない。洒脱な主題歌、達者な演者たち、美しい映像、(パロディー映画としての)細部へのこだわりが功を奏しているのであろう。
特にジョン・マルコヴィッチの芝居は秀逸。フランス語なまりの英語を話し、いかにもイヤミなキャラクターを演じきっている。イギリス人が持っているステロタイプなフランス人像なのだろう。
難しいことばかり考えて苦しんでいる人は、こういった金のかかったくだらない映画でも観て、リフレッシュしていただきたい。「くだらない」と言ってしまったが、これはコメディー映画の作り手に対するオマージュである。
「過剰さ(「そこまでやるか」と言う感じ)」がいい。
※聖職者を冒涜する内容もあった。しかしそれが大きく問題視されることはなかった。また完全にフランスを揶揄する内容の(英国)映画であったが、フランスからの抗議はなかったようだ。仮に日本が朝鮮や中国を茶化すような映画を作ったらどうなるものか?ヨーロッパの成熟、洗練を感じる。
ジョニー・イングリッシュ [DVD]
とにかく馬鹿馬鹿しく面白い!
ナンセンスギャグ満載。映画「Mr.ビーン」より数段面白い!
007のパロディで、見覚えのあるシーンには思わずニヤリそして「ギャハハ!」!
こんな馬鹿馬鹿しいギャグを当の本人は至って真面目に演じているので、それがまた可笑しい!
さぁ、これを見て、日頃の鬱憤をすっきりしましょうね!
レフト・オブ・ザ・ミドル
耳障りのいいただのポップスかと思っていたが、アルバムでは強力なメッセージを発信している。
せつなさ、恋しさ、怒り、諦め、さまざまな要素を表現。Don't You Thinkはこのアルバムの中でも印象に残る。
歌詞にもじっくり目を通して欲しいが、国内盤の対訳では彼女のメッセージがあまり伝わってこない。
もっとうまく訳して欲しかった。
グロリアス:シングルズ97-07
リリース情報を知ってから発売を楽しみにしてました。
彼女の代表曲といえばやはり『Torn』ですね。収録されていた1stのリリースから
10年経ちますが、透明な歌声と優しいメロディは今聴いても色褪せないです。
個人的には切ないメロディとギターが前面に出た『That Day』もお気に入りです。
また、アルバムタイトルにもなっている新曲の『Glorious』も彼女らしい
キャッチーなトラックです。来年にはオリジナルアルバムを発売予定だそうで、
こちらも楽しみですね。