ガラスの仮面 第十三幕 [DVD]
これまでより1話少ない3話収録の最終巻。特典映像として「小林沙苗&藤田淑子インタビュー (15分程度)」が収録されており、一年通しての感想…原作との出会い…印象に残ったキャラクター・場面等をお二方が振り返っておられました。
いつもは作画に眼を奪われがちでしたが紅梅村に入ってからは素人目にみても背景がとにかく美しかったのが印象的でした。12P解説ブックレットは12幕ではなく最後のこの巻に付属されており、その中の…再会の日が訪れるはず…というありがちな定型文にうっすらと期待を込めて星五つ。
ガラスの仮面 48 (花とゆめCOMICS)
帯の劇団ひとりの泥まんじゅうを見て、白泉社の売り出し方向がよくわからなくなったのですが、コミックス発刊に合わせてのイベントは、もしやファンのためというより、作者の逃げ道を塞ぐためなのかな〜と思ったり。
私も他のレビュアーの方同様、桜小路くんに「演技に私情を持ち込むな!」と言いたいですね。
あなたにとって、一真役とはその程度のものだったのかと。
月影先生に知れたら、松葉杖でどつかれること必定ですよ。
亜弓さんとハミルさんは、恋愛経験のない亜弓さんに本当の恋を経験させなきゃハンデになっちゃうってんで、無理やりこじつけた関係のようで、どうしても嫌だったのですが、加筆修正が功を奏して、二人が恋に落ちるのには無理のない運びになっているのが嬉しいですね(でもやっぱケツアゴ男(自粛))。
屋上にいるマヤを陰で見ている桜小路くんとか、マヤと亜弓さんの決意表明とか、もうパターン化されたシーンもありますが、紫織さんの病床シーンなんてギャグにしか見えませんが、それでも、そういう昭和な部分がまるでクサヤの干物か鮒寿司かってくらいにクセになってしまって、やっぱりこの漫画を読むのはやめられないですね。
公式サイトが募集した名場面の1位はマヤと真澄さんが愛を確かめた時の抱擁シーンでした。
ファンの気持ちはこの一点に集約されていると思います。
ぜひとも私たちの想いを裏切らないエンディングへ向けて、執筆していってほしいです。
ガラスの仮面 第1幕 [DVD]
前巻から続き。狼少女ジェーン。
紙の上だと「うおおぉー――ん」
と表記されるだけの擬音語がどんな風に再現されるかは
たけくらべの稽古と奇跡の人の回に次いで
その表現の仕方が非常に気になるところ。
昨今の作品にしてはとても珍しく
声優陣の【職人技】を堪能できる改作だと思います。
劇本番よりも、9話「新しい美登利」、
等の稽古風景を私的にオススメしたいです。
深夜放送なのが勿体無かった。
声のバトルは圧巻ですよ!!!
ガラスの仮面 第二幕 [DVD]
現代風にアレンジした作品ということでしたが、背景や映像はとても綺麗で申し分ないです。
ただ、ちょっと気になる箇所がいくつか・・・。
1.麗と桜小路くんの髪型が原作とちがう。どちらも同じ髪型なので見分けがつかない・苦笑
2.マヤの性格が若干原作とかけ離れている。今時の女の子って感じでイモ臭さや引っ込み思案な性格が見せられていない。スカートが異常に短い・・・いくらオタクの時間帯に放送されていたからってあれは無かろう。。。
3.亜弓さんが普通すぎる。もっと美少女だし、お嬢様雰囲気の漂った髪形もナチュラルロングヘアになっていて凛とした部分に物足りなさが・・・。洋服もなんだか普通っぽい。今時のお嬢様ではなく容姿にも華やかさを強調して欲しかった。
4.真澄さんが出かける時はいつも同じスーツ。大都芸能の時期社長なのにあれでは普通のサラリーマン★原作は現れる度におしゃれなのにぃ。。。現代風ならそういうところに拘って欲しいです。
5.基本、作画があまり好きになれない。顔がちょっと今時のアニメっぽくなっている(エバゲリに感じが似てる)
私としてはキャラクターデザインに荒木伸吾&姫野美智コンビか、由羅カイリあたりにして欲しかった。
構成・演出については、マヤが0時の汽笛までに出前を運びきるという内容で、原作の狂人的に次を要求するというチケットに対する執念さがあまり強調されてなかった。(なんか余裕あったし★)
杉子が捨てたチケットを取りに海に飛び込むシーンがいまいち迫力なかったなぁ。。。
声は皆さんハマッてました。ベテランの方々ばかりで安心して聴けます。ただ、マヤの声がちょっとイメージと違うかな??いかにも作ったイモっぽさという感じで正直シラコイ★
月影先生は、始めは藤田さんのちょっとお色気バージョン出てるかな?と違和感ありましたが、すぐ溶け込めました。厳しさと優しさが丁寧に表現されていて流石です!!
真澄さんと桜小路くんの声が一番イメージにピッタリでした。旧作はちょっとオジサン臭かったので・・・(ごめんね、野沢さん)^^;
色々書きましたが、セリフや内容は原作に忠実ですし、映像は綺麗だし見せ方もなかなか良いので星4つです♪
ガラスの仮面 47 (花とゆめCOMICS)
もはや明らかに他のマンガとは違ういつの年代なんだと突っ込みたくなるような表紙、そして私自身がそんなマンガ本を手にとってレジに持っていくこと自体既に恥ずかしいような年齢になってしまいましたが、それでもこのマンガだけは発売日に買わずにはいられませんでした(^^;)。
他の方もレビューに書いていらっしゃいますが、本当に長くじらされ続けたこの両想い展開に、1度目に目を通した時にはなんだか現実味がなかったのですが、2回、3回と繰り返し読むうちにようやくじわじわと両想いの実感がわいてきました。もうここまできたら、この2人には幸せになってもらい、紅天女もさっさと両者が壮絶な演技を見せて、幸せな結末に向かってくれることを願うばかりです。