Facelift
よくNIRVANAがどうのとか比較される方がいらっしゃいますが、SOUNDGARDENに近いと思います。あえて言うならNIRVANAとの共通点はシアトル出身でVoが死んだと言うだけで音楽的な共通点は特にないので商業ロック好きの方にはあえてお勧めしません。
このサウンドはDOOM METAL+70's Hard Rock+80'sPositivePunk+くすり臭い…例えるのは難しいけど 一流になれなかったバンドの格好いい所満載の1stだと思います。
大事にしてます。
Live Facelift [VHS] [Import]
何故か全編白黒映像のこのビデオだが地下の麻薬取引の現場に潜入しているような趣がある。
メンバーの格好からステージングまで完全にメタル魂が炸裂している。レインのあの憑き物を振り払うように首を振るアクションは既に健在。
尺が短いのが欠点である。
Music Bank : The Video [VHS] [Import]
レインの動いてる姿を見て感動し、PVを見てひたすら涙を浮かべる僕。
今までAICは音源しかなかったけど、これを買って大正解でした!
でもオフショット中のBGMがそのまんまじゃないのが嫌でした。
字幕がある日本盤を強くお薦めします。高いけど・・・
AICはグランジとおさまることなく、最高のヴォーカリストがいたバンドでした!(って確かチャリティーで1回きりの再結成したんだっけ?)
Alice in Chains
俺にとってアリスとの最初の出逢いはこのアルバムだった。
当時はNIRVANAに人生観を変えられ、たまたま同じグランジに挙げられていたこのバンドに興味を持ち購入した。
その両バンドのヴォーカルが共に同じ道を辿ってしまったのはただただ哀しい…。
最初はさほどハマらなかったが、どこか心地良い音楽だった。
しかし、いつしか最も好きな一枚に変わっていた。
聴く毎にどんどん好きになっていた。
ジェリーの書くメロディはどこか独特で特殊だが美しい旋律を常に内包している。
今のラウド系の音楽に俺が不満を感じる点はメロディが希薄なモノが多く、「ただ重い音を出せば良い」的な印象を受けるからである。
BLACK SABBATHを継承するサウンドスタイルも好ましい。
かなり重い音であるにも関わらず、どこか落ち着く。
個人的にはスローテンポの曲調ゆえなのではないかと考える。人間が最も快感を覚えるテンポがサバスでありアリスの曲のテンポなのかもしれないと愚考してみる。
そしてなにより、レインの声は他の追随を許さない至高の存在である!
またこのアルバムにおけるレインの声は生気が失われていると思う。
しかし、それがサウンドと混じり合い、これ以上ないモノに変わっていると思う。
奇蹟の一枚だと思う、少なくとも俺にとっては。
前作「DIRT」も不屈の名作であり甲乙つけがたい。
今はただ…、レインが安らかに眠ってくれることを祈る…。