I LOVE YOU -now & forever-
聴きどころは、オリジナル盤や過去のベスト盤に比べて、初期〜中期の作品群の音質と音圧がかなり改善されている点です。あくまで主観ですが気がついた点をいくつか挙げてみます。
「今でも君を愛してる」・・・クワタの一人多重アカペラ「ボン・ボン・ボン♪」というベースラインの低音部がグッと強調されて音に厚みが増してます。
「いつか何処かで」・・・キーボードがとてもクリア。特にイントロ部分は美しすぎ。サザンにはありそうでないこの曲ならではの魅力を再発見
「漫画ドリーム」・・・弦が擦れる音まで聞こえるかのような、アコースティックギターの生音感。リリース時にはフォークっぽい曲と思っていたけど、こりゃロックンロールですね。カッコいい。
「波乗りジョニー」・・・音のバランスを変えたのかな。オリジナルリリースはキーボードが強調されて跳ね過ぎるような印象だったけど、全体にボーカルが前に出ているかも。サビの主旋律を追うクワタのボーカルも聞き取りやすい。
「 月」・・・これもキーボードがクリアでいいですね。70年代のジョン・レノンっぽい音で好きです。
「ROCK AND ROLL HERO」・・・オリジナルリリース時はバンドっぽさを重視してギターがギンギンに前に出ていたような記憶があるのだけれど、今回は全体のバランスを見直した印象。こちらの方がどっしりとした重量感が出ているような。
もちろん、最近の曲についてもアルバム全体を通して聴く上で違和感の無いよう微妙にリバランスされていて、一言で表現すると「ボーカリスト・桑田佳祐」の魅力を分かりやすく伝えるために工夫が施されているという印象を受けました。
選曲については賛否両論あるようですが、この完全生産限定盤に限っていえばミリオンセラー(死語?)を狙ったライトユーザー向けというよりも、どこかマニア受けも狙っている要素があって、これはこれでクワタらしくてアリだと思います。
新曲もバンドでがっちりというよりも最少人数でコンパクトにまとめた良質のソロっぽい作品で、ちょうどよい温度感です。「CAFE BLEU」は『EMANON』あたりの気だるいサザンっぽくて個人的にはニヤリとさせられました。
ボーナスディスクは、これはもう好き好き。音質云々でなく、クワタの傍若無人っぷりを楽しむまさにマニア向けディスク。
「六本木のベンちゃん」・・・小林克也さんが「ねぇ、おはぎ作っといたよ・・・」とセリフを入れるところは、あの低音がこれでもかといわんばかりに強調されていて、タマラナイ。よくよく歌詞を読むと男同士の恋愛の曲だったの??
「 ジャンクビート東京」・・・意外とラップが上手い。そういえばクワタは昔から物まねが上手だったなぁと。
「LONG DISTANCE LOVE」・・・意外な傑作。思わずイーグルスのドン・ヘンリーかと思った(褒めすぎ?)。クワタの洋楽カバーが好きなファンも多いと思うので、この曲の収録はウレシイ。
「突然の吐き気〜えりの思い出〜」・・・ユースケ・サンタマリアのヤケクソ気味のボーカルとクワタの絶品コーラスが意外な相乗効果。実験的パンクロック・・・な訳はないか(笑)
NTTドコモ FOMA 充電機能付USB接続ケーブル02 AMD59016
P704i の音楽データインストール用に購入。
あまり期待してなかったが P704i はなかなか音がいい。
データ通信は快速。相性問題など全く心配無く使える。
充電 on/off スイッチが付いているのは気が利いている。
不必要に充電されるとバッテリーに良くないからだ。
サードパーティ製品には相性があったり品質に問題のある製品も少なからずあるようだが、純正の信頼性は替え難いものがある。
オーディオでもそうだが品質のいいケーブルは、いい結果をもたらす。
値段は少し張るが、データ通信/充電と2WAYに使えるので結局はお得になる。
今は格安で買った AC-USB アダプタと組み合わせて旅行先での充電にも使っている。
PLANEX「充電万能」2ポートUSB充電器ブラック PL-WUCHG01-B (Xperia/Galaxy/au/docomo/SoftBank/ウォークマン/iPod/iPhone4s/4/3GS/3G/PSP/DS/DSLite/Dsi 全ポート合計1A )
普通にVitaを付属のUSBケーブルで接続するだけでは充電できませんでしたが、USBのデータ転送ピンを短絡させたUSB端子を間に挟むなりしての充電は可能です。しかし2ポートの合計出力が1Aなので(勘違いされている方がいらっしゃるようですが)もう一方の端子は出力不足になることもあります。VitaとiPhoneを同時に充電しようとするとiPhoneが充電→切断→充電→切断を1秒おき程度で繰り返し充電できません。
ドコモとau (光文社新書)
携帯電話は先端技術の粋を集めたもので、難解で
あるにもかかわらず、一気に読ませてしまう著者
の説明力に驚く。その技術がどういうもの
でどんな意味を持つのかを理解しているからこそ
平易な説明ができる。
「よく知らないけど、なんとなくイメージできる」
こういう感じを提供できてこそ一流なのだなと、
痛感した。