ときめきミッドナイト 1 (集英社文庫 い 41-17)
最初は『…』と思い、違和感がありました。
ただ、私は『〜トゥナイト』だけでなく、そもそも『池野恋先生のマンガ』が好きなようで、何度か読んでいたら、『〜ミッドナイト』も好きになってしまいました。
今回『あぁそうか、私は『〜トゥナイト』だけが好きなんじゃなく、『池野恋作品(内容も絵も)』が好きなんだな…』と気づきました。
ちなみに、Wikipedia通りなら、今、愛良が高校生なんですよね。
1巻のランゼが『今』だとしたら、同年代なのかなーと不思議な気分でした。
ナースエンジェルりりかSOS Vol.6 [DVD]
ギャグから戦闘シーンまで、その徹底したハイテンションぶりが人気だった前作『赤ずきんチャチャ』の反動からか、
シリアスな作風が放送当時は今ひとつ受け入れられなかった感のある本作ですが、『命』をテーマとした丁寧な作品になっています。
この第6巻には特に
サブキャラメインにも関わらず高い完成度で人気の高い31話、
ナースエンジェル『最後の運命』の内容があまりに強烈な34〜35話(最終話)と、名エピソード満載。
特に34話ラストでのカノンの台詞、
それを聞かされたりりかが35話序盤でひとり呟いた言葉は、シンプルかつ壮絶。
そして、かの『セーラームーン(1年目&3年目)』にも負けない衝撃のラストシーンは必見です。
単巻リリースされるこの機会に、是非ご覧ください。
ナースエンジェルりりかSOS Vol.5 [DVD]
この作品も実は歌から入った。
エンディングテーマの「今は最後にあなたからもらった言葉つらぬいて」というフレーズが何となく頭を離れなくて気になっていた作品。
絵柄とタイトルは明らかに小さな子ども向けなんだけど、一体どんなストーリーなのか。
ここを読む人はタイムリーに見ていた方が多いだろうから内容は省くが、このVol5はお得です。
何がって、ちょうどオープニングとエンディングが切り替わるところだからで、テーマソング4曲が聴けるのは多分これだけ。
私はやはり後半のエンディク「笑顔を忘れない」が好みだが、
天下の(私はファンじゃないけど)小室哲哉作曲のオープニングを最後まで使わなかったのって、
それは物語が大きく流れを変えていくところだっていうのもあっただろうけど…、いろいろ妄想すると楽しい。
音楽だけならCDでいいじゃんという方、それは違います。
26話のブロスにのっとられたカノンと戦う場面の星夜とデューイのやりとりが最高。
「作戦は?」「ない」これが2回あった後だから、3回目の星夜の「作戦は?」に対するデューイの提案が生きてくる。
子どもの自殺が相次いだころに、それを憂えた秋元康氏が世に放った作品だと聞く。
そう思って見ると「愛と正義」というこっ恥ずかしいセリフも歌詞も別の意味を持って響いてくる。
「強く強く戦う(いきる)ことのつらさ 心決めたから振り向かない」
うん、いいね。
ときめきトゥナイト 文庫 全16巻 完結セット (集英社文庫―コミック版)
この漫画は子供の頃に読んだものです。 普通なら大人になっても読みたいと思う漫画はそんなにないのですが、これは違いました。
それはキャラをいいかげんな扱いをしていなかったからだと思うのです。
恋愛漫画の三角関係に負けた子は大抵そのまま捨てられたりフラれた者同士位の扱いだがそうしなかったのがこの漫画の評価を上げました。
先ずは曜子。
彼女がただの捨てキャラだったらその時だけで読み捨てていたでしょう。きちんと彼女を愛し愛される力を出したのが当時も好印象でした。
二部のココと二葉も同様。 それぞれがヒロインになる設定になっています。
しかしやはり残念なのが夢夢の扱い。
前述の評価下げの「フラれた者同士」的にギャグキャラのまま終わらせてしまった事。 なので星一つ消しです。
そもそもレオンの相手は後の魔界のお妃なのに人間の女の子で良いの?
ifの額縁 (りぼんマスコットコミックス クッキー)
昔大好きだったときめきトゥナイトの漫画家さんの新刊、久しぶりに読んでみようかと手にとりました。正直期待してなかったのですが、すごく面白かった!
一話で話が終わるのでさくさく読めるしギャグも私は面白くてニヤニヤしながら読んでました。またおばあちゃんの話や小さい女の子の話は本当に泣けた。子供の頃に読んでたときめき…もハマってたけど、大人になって色んなものの見方が変わった今読んでも面白い漫画でした。
調べてみたら池野先生は岩手に住んでいらっしゃるようで…
震災でご無事だったのか、心配です。
こんな時にですが、元気づけられた漫画でした。