ジパング Vol.1 [DVD]
住んでる地方の関係上TVは3話ほど遅れて視聴中。
あまり動かない?このサイズなら動きがないと間が持たないだろう?UPなのに顔が崩れてる?等いまひとつシックリ来ない感想も持ちつつ、ストーリーが面白いのでそれでも引き込まれて楽しみに観ておりました。
DVDを観て疑問が氷解。
TVはトリミングされた画面だったんですね(噂は聞いていたんですが)。TV放送時は映っていない所でお芝居をしていたり、バストショットだったり、全画面で観れればキチンと間が持っている。確かにストーリーには影響はないでしょうが、作品のクオリティーの印象がここまで変わるとはビックリ。
こちらが完成版とすれば、TVで放送しているのはお試し視聴版って事ですね。
残念だったのは、放送時の作画のミス?が直ってなかったことでしょうか。
-1点分は、初回版おまけの誤植です。本編には関係ないですけど。
ジパング 全43巻完結セット [マーケットプレイス コミックセット]
最終巻における物語の終わり方が少し勿体無い気がしますが、全体としては楽しめた方です。二人の主人公、つまり、現代の専守防衛に立脚する角松二佐と旧軍の攻撃精神で育成された草加少佐との友情と対立を描くことによって、現代人が太平洋戦争を歴史的過去として認識するのではなく、その真っ只中に放り込まれたとして(タイムスリップは放り込むための仕掛け)、戦場をどのように直視したらいいのかを探っている物語とも言えそうです。この物語を読むのと並行してレイテ沖海戦のドキュメンタリを読んでいたので、コミックの視覚表現とドキュメンタリの活字表現が相乗効果をなして、物語の戦闘場面に臨場感を持つことができました。物語のクライマックスであるマリアナ沖海戦では史実と違い、日米による大艦隊同士の砲撃戦(旧日本海軍の戦略構想である幻の艦隊決戦)が描かれ迫力がありました。かなり詳細を調べたであろう軍艦の様々なアングルからの描写は見事です。最後に少しだけストーリについて言及すると、角松と草加の二人が沈みゆく巨艦の大いなる渦に巻き込まれながら決別する場面をもって、この物語は終わってもよかったのではないかと思います。なぜなら、戦場における二人の出会いからこの物語は始まったのですから。
BG(バイオジェニックス)乳酸菌 ナノ型×1兆個 ☆免疫 肌荒れ 便秘 花粉症 アレルギー☆
便秘や下痢だったのが、毎朝1本飲むだけで治りました。
1か月たちますが、今では1日2回、確実に便通があります。
また、腹痛の人に分けてあげると、数分のうちに腹痛が止まりました。
いろいろ健康食品を試してきましたが、ここまで効果がはっきりしているものは珍しいです。
ZIPANG VOL.2 [DVD]
丁寧に作られた良い作品だと思うのですが、ただひとつアメリカ兵のデザインだけが腑に落ちない。
彼らだけが「かわぐち絵」で無いのです。
その他大勢だから、ということかもしれませんが、みな一様に貧弱な体格で意志のない顔をしているのが、なんとも納得いきません。
というのは、自衛隊員たちが大戦時の日本兵と初めて相まみえるくだりでは、日本兵に対して「どいつもこいつも肝の据わった顔をしていやがる(意)」という感想をもらす演出があるからです。
だからこの後、不運にも直接米兵と自衛隊員が出会ってしまう場面で、戦闘を経験したことのない自衛隊員の恐怖がもう一つ伝わってこないのです。もったいないと思うのです。
主人公たちの敵ではないが、当時の日本(軍)の敵であるアメリカ兵の描き方だけがぞんざいなのは、作り手の意識を低く誤解されそうで残念なのです。