女子大生会計士の事件簿
かつて私は、弁護士や警察官、検事はドラマになるけれど、会計士なんぞは書類と向き合って、クライアントと事務所の往復しかなく、ドラマになるような素材はない、と思っていました。
現に、映画やドラマに会計士は主役として出てくることはなく、脇役や三枚目くらいしか見たことがありませんでした。
でも、この本は私のそんな思い込みを打ち破ってくれました。
謎解きものとしては未熟な面もありますが、会計士の仕事の小説化という、今まで誰もやらなかったチャレンジ精神を評価したいと思い、星5つとしました。次回作にも期待したいです。
ヌキアニ!!Vol.1 イッてイカせてブッかけて つるぺたツンデレ処女&セクハラ大好き巨乳女子大生 with Sweet Home
今作は2007年(廉価版は2011年)に発売されたゲームにエロシーンを動画化された作品です。
ディスクレスでプレイ可能。
インストール容量は4GB。
ヒロインは2人のみ(本来は5人)。
シナリオに関しては何も言う事は無い(詳細は他の方がレビューされている『Sweet Home』の感想をご覧下さい)。
売りである動画エロに関しては微妙の一言、動画向けに描かれた原画絵ではないのに無理矢理に動画化されたエロシーンを見せられても萎えるだけ(哀れ)。
一応はSweet Homeのエロシーン(2人分)をほぼ全て動画化させたとの事で素晴らしいと感じるが質が伴っていないのであればどうしようもない。
体の動作は1枚絵を強引に動かせた感が強くてぎこちなく不自然、表情も体の動作に合ってなく表情を顔にただ貼り付けただけにしか見えず違和感が残る。
人によっては通常シーンの方が良かったと思われる方もいるのでは?と感じる。
動画エロを通常エロに戻せないのも×、きっと製作者側は動画エロの出来に自信があるから通常エロシーンに戻す機能を省いたんだと思いますが色々と勘違いしてる様で残念だなと感じる。
・総評
悪い部分を記述しましたが細かな事を気にしない人や『Sweet Home』を未プレイの方は問題無いと思います。
良い所は本編を見なくても回想シーンを全て見れる機能が搭載されてるのは良かったです。
Vol.2はたぶん買わないと思います。
柴田南雄 : 合唱のためのシアターピース
日本盤ながら超優秀録音(もちろん外盤はないけれども)。
柴田南雄氏は現代音楽の重鎮(故人)であり、また1970年ころにすでに、ベートーベンの交響曲を少人数でピリオド楽器で演奏することを高く評価していた。つまり、サウンドに敏感な数少ない音楽家のひとりである。その人の曲は、めくるめく広大な音場に、極小の音像が粒だつ。音はどの曲も一級品だ。
作品としてもっとも楽しめるのは1枚目の北越戯譜で、舞台袖からこどもたちが足音をたてながら舞台上に駆け込んできて、まりつきをはじめる。初めはバラバラのつきかたをしている毬の音が、かぞえ歌のような歌詞にあわせてしばらく突くうちに、ある瞬間に全員の音のそろうまでが圧巻。舞台で毬の跳ねる音の質感がそれぞれちがうので、こどもの身長によって毬の跳ね上がる高さが違うことまで見えるようだ。
奥行きも十分ある。2チャンネルでサラウンド音場にトリップできる。これが機器のテストに使える。音楽をつかうのが機器のテストに最適というのは、定説であるが、信仰にちかいと思う。このCDはクラシック音楽を再生する音楽的なステレオをつくるために最良のテスト盤である。ホールの音を再現したい人は、このCDにチャレンジすべし。
このCDは、K'sシリーズなどのミニコンポでもそれなりに鳴るが、できればスピーカーだけはフルレンジ1Wayで92dB以上の高能率のものをつなぐのが適当である。(これは市販品には少ない。1.5万円くらいで自作できる。このCDを再生することを目標にオーディオ工作に挑戦してはどうか。それ向けの入門本が出ている。)
女子大生会計士の事件簿 Dx.3 神様のゲームセンター (角川文庫)
いつもどおり面白かったです。
特に角川文庫版で新たに追加された『神様のゲームセンター』は、これまでの女子大生会計士の世界観とは一線を画した話になっているので、必見です。
『天使のウイルス』もなかなかいいお話でした(会計士の仕事とは関係なさそうなんですけど、、、)
女子大生会計士の事件簿2
買っといて、というので購入しました。何でも、会社の方や、同僚が読んでいるとのこと。どれどれ、と読んでみたら、とっても面白い。ホントにこんな会計士いるのかな~、と突っ込みつつ、会計士とかかわりがある人には「必読の書」となっているようですぞ。