部屋(うち)においでよ DVD-BOX
私がこの作品を始めてみたときは、F4が大々的に
宣伝されていたのですっかり主役はF4と思い込んで見ていましたが、
うぅ〜〜ん、なかなか仔仔とジェリーが出てこないこと!
ケンなんてほんとちょっとしか出てこない役で
F4迷には物足りない作品かも。
自分が文の立場だったらウハウハな作品でした。
イケメン二人に愛され、周りはF4に囲まれている。
とっても素敵な環境でした。
内容的には、文のピアストとしての成功と
女としての幸せに迷うという感じ。
ピアニストとして成功する文とカメラマンとして
成功するミキオのすれ違いにジェリーが茶々を入れるって
感じでした。
ちなみにヴァネスは美作役と大して変わりない役でした。
強い気持ち・強い愛
両曲ともにアルバム未収録。どちらも作詞小沢健二、作曲筒美京平(日本のポピュラーミュージック界の大御所です。この人の作った曲を聴いたことのない人はいないはず。主な曲は、尾崎紀世彦「また逢う日まで」、ジュディ・オング「魅せられて」、C-C-B「Romanticが止まらない」、中山美穂「ツイてるねノッてるね」、少年隊「仮面舞踏会」「君だけに」、松本伊代 「センチメンタル・ジャーニー」、 麻丘めぐみ「わたしの彼は左きき」など。ね、知ってる曲ばっかでしょ?)という異色の組み合わせによる曲。いつもとはちょっと違うオザケンソングが楽しめます。
「強い気持ち・強い愛」の方は、
「強い気持ち 強い愛 心をギュッとつなぐ
幾つの 悲しみも 残らず捧げあう
今のこの気持ち ほんとだよね」
と「天使たちのシーン」や「流れ星ビバップ」が好きな人にとってはたまらない曲なはず。
もう一方の「それはちょっと」は王子様だった頃のオザケンが垣間見られて微笑ましい曲です。どちらもお薦め。
部屋においでよ 1 (ヤングサンデーコミックス)
原秀則作品の中でも特にお気に入りの作品で今まで何度も読み返してきました。
ささいなきっかけで出会った若き二人が夢を抱きながら、お互いに成長を重ね、やがて別々の道へと歩んでいく過程を非常に丁寧に描いています。誰かを愛しながら自分の夢を追いかけることの難しさを、残酷なほどに、リアルに描いています。
絵がうまいだけの漫画家なら他にもいくらでもいると思いますが、心の細かい揺れまで描くことができる原秀則の稀有な才能にはいつも感動します。
ちょっぴりセンチメンタルになりたい時にはぴったりの作品です。