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平野料理人えいくんのきっちり雑記帖

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シャム双子の謎 (創元推理文庫 104-11)  謎の提出と解明についてだけだと評判の悪い本作だが、ダイイング・メッセージについては、SIXだけでも短編を書けるのではないだろうか。さらにそれをを地道な推理の積み重ねで次々ひっくり返していくのだから、やはりすばらしいと思う。ただ、最終的に真犯人を示す手がかりは弱く、せいぜいその可能性が最も高い、という程度にしか思えない。その意味では「読者への挑戦」を入れていないのも納得できる。それでも後になって考えてみればなるほど、そういうわけで…というところはあって、それはエラリー自身が説明してくれるのだが。
小説としてのおもしろさということで言えば、他の人も書いているとおり国名シリーズ中でもベストの1つだろう。

セレブと貧乏太郎 DVD-BOX(7枚組)  先日書いた、今クール(2008年10月クール)の月9「イノセントラブ」のレビューには、「非現実的すぎる」と書きましたが、本作品に関して言うならそれは当てまらないです。バラエティー要素が強いし、時間帯(フジ火9)で言っても許せる範囲内だと思います。

 キャストはまあまあです。上戸彩は良かった方だと思います。個人的に良かったと思うのは執事役の風間杜夫と三浦理恵子のコンビです。

 今クール見ていたドラマでは「よくも悪くもない」といった感じだったので、「箸やすめ」といった感じだった。

Siamese Dream  好きなアルバムは数あれど、好きなバンドリーダーは数いれど、ぼくにとって好きなバンドはひとつしかない。スマッシング・パンプキンズ。一人のカリスマに引っ張られたバンドもいいが、メンバー全員が個々に強烈な輝きを放っているバンドの方が、バンドとしては魅力的だ。中でも彼らの第2作であるこの「サイアミーズ・ドリーム」は、あふれる若さと個性、そして完璧な構成をもった、名盤中の名盤。
 ビリー・コーガン(Billy Corgan/vo,g)を筆頭に、ジミー・チェンバレン(Jimmy Chamberlin/d)、ジェイムス・イハ(James Iha/g)、ダーシー(D'arcy/b)の4人の才能の結晶が、スマパンの音である。ビリーの、高慢な音楽家には一聴きでボーカル失格の烙印を押されそうなしゃがれ声が大好きだ。ジミーの攻撃的でいて緻密なドラムが大好きだ。ジェイムスの一音一音を大切に選んでひく優しいギターの音色が大好きだ。ダーシーの美貌、そして黙々とひくベースが大好きだ。このバンドが鳴らす音が大好きなのである。
 NIRVANAのプロデュースなどで有名なプロデューサー、プッチ・ヴィグのもと、度重なるセッションとビリーの完璧主義の果てに生まれたこのアルバムの魅力は、何といっても絶妙な抑揚のつけ方にあると思う。それは一曲レベルでも、作品としてでも言えることだ。曲の中で幾度も波が寄せては返す。ビリーは腹から搾り出すようなさびた金属音で叫ぶように歌ったかと思えば、次の瞬間は果実酒のとろけるような甘い声でリスナーを包み込む。その満ちひきにあわせて盛り上がっては冷める楽器演奏。さらには攻撃的なロック色の強い楽曲で心臓をばくばくさせたかと思えば、優しい優しい子守唄のように穏やかで美しい楽曲が配置される。このハイ&ローの絶妙なさじ加減、それがぼくを虜にした。
 #1"Cherub Rock"のイントロ、ドラムロールからギターが乗っていく、あれを聞いただけで終わりまでヘッドフォンをはずせなくなる。#3"Today"のポジティブな歌詞、歌。#4"Hummer"でのビリーとジェイムスの美しいギターハーモニー。#6"Disarm"の泣きたくなるほど純粋なメッセージと壮大なアレンジ。#9"Mayonaise"がイメージさせる夕焼けに踊る光の結晶たち。#10"Silverfuck"のいたずらっ子のようにおどけたロック。そして最終曲"Luna"の全てを許すかのような夜の訪れまで。
 このアルバムには、日が出ては沈み、生まれては死に、その中には幾度も潮の満ちひきがあって、時に起こっては泣いて笑って…そういった生の営みすべてが詰まっているような気がする。

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