魂のゆくえ アースマラソン766Days (ワニプラス)
何でだろう。読みながらこんなにぼろぼろ涙が出てくるのは。
寛平さんがアースマラソンをする前、もしくは、途中かな?そんな時かに、「東に向かって出発したら、西から戻ってくる」と、言ってたことがありました。
個人的にものすごくこの言葉が頭に残っていて、寛平さんって相変わらず、しょうもないけど、おもろいこというなあ、と思っていました。
アースマラソンについては、他の方に比べれば、それほど毎日ブログなどでチェックする者ではありませんでしたが、心のなかでずっと「今頃どこ走ってるんかな〜」とか、「体、大丈夫かな〜」と思っていました。
本の内容は、寛平さんの日記形式で、アースマラソンのことが綴られていきます。
太平洋横断での同船者の方との関係、アメリカ大陸横断での多くの人との出逢い、アメリカ大陸横断の時に知った親友忌野清志郎さんの訃報、大西洋横断から、ユーラシア大陸横断でのアクシデント、そして、病気、そしてまた走り続けていく過程、ユーラシア大陸各国での出逢い。そして、ゴール。
それらは僕が実際に体験したことではないのに、寛平さんの言葉を通じて心に染みてきました。
寛平さんという人間を通して、ありきたりな表現ですが、人と人との出逢いは凄くて強くて深くて、お互いに影響しあっている、そしてそれが強い結びつきなっていくということを感じました。
ところどころ笑わしてくれるところもありますが、それらもひっくるめて、涙でいっぱいでした。
最後に。
あとがきの後半の文集は、寛平さんからの大事なメッセージだと思います。
アースマラソンをして肌で感じて、心の底から出てきている言葉だと思います。
しっかりと受け止めましたよ。寛平さん!!!
激走!地球一周40,000kmの軌跡 間寛平アースマラソン完全版 BOX 上巻 [DVD]
日本テレビ・吉本興業・電通が、主にWEBを通じて発信し続けていたアースマラソン。
それは間寛平が大地を駆け、そして海を渡る過酷な道のりを余すことなく“リアル”に届けている。
醍醐味はやはり多種多様な情景を見せる大自然を味わうこと、各地で出会う人々とのやりとり、
何よりも間寛平の“息遣い”だ。
僕は、youtubeを通して全ての動画を見た。だからこそこのDVDには一方ならぬ期待を寄せていた。
そんな観点からレビューを書きたい。
■良かった点
・長時間にわたる映像を、テンポよく収録しているので非常に見やすい。
・チャプター分けしているので、見やすい。
・何度も書くが、映像がリアル。大自然の情景をとくと味わえる。
・オーディオコメンタリーを入れてくれたのが非常に良かった。寛平の率直な気持ちを聞くことが出来る。
・上・中・下巻購入者には、間寛平のサイン入り足型色紙が「もれなく」贈られる。
■悪かった点
・はっきり言うと、ナレーションは消せる設定にして欲しかった。初めて見る方には説明が必要だろうが、ゆっくりとアースマラソンを味わうのに、雑音を消したかった。
・テレビ番組仕立ての感もある。上記も含めて、youtubeでアップされているような形にして欲しかった。
・当然ながら膨大なシーンからの編集なので、カットされているシーンが多い。
まぁ、当然良い点もあれば悪い点もあるわけで、エゴを言い出したらキリがありません。
なんだかんだ言って、しっかり満足しているからレビューを書きました。
アースマラソンファンも、気になっている方も、絶対に買いです。
とにかくこのアースマラソンには勇気と毎日の生きる楽しみを与えてもらった。
ゴールまであとわずかだが、大阪でのゴールで寛平さんを迎えられるのを心から楽しみにしている。
最後まで長文を読んでいただき、ありがとうございました。
ジャングル野郎
寛平さんというと「アメマ~」「かい~の」「血ぃ吸うたろか」など、数々のギャグのイメージが強いのですが、このアルバムでは寛平さんは芸人ではなく、れっきとしたロッカーなのです。曲を担当しているのは忌野清志郎さんとザ・ハイロウズの真島昌利さんなどで、はじけたノリが楽しめます。『やどもり』という歌では、寛平さんが作詞をされています。寛平さんらしいといえば寛平さんらしい感じが出ていて、ちょっと笑ってしまいました。間奏にアドリブが入っていたり、ちらっと遊び心もほのみえるアルバムです。
地球を走った男 ~間寛平アースマラソン なぜ彼だけが地球一周、走れたのか?~ (ヨシモトブックス)
アースマラソンの様子は、ネットで毎日のようにチェックしていました。
このマラソンの影響で、週末のジョギングの距離も少しずつ延ばしていこうと考えるようになりました。
本の内容は主に、
間寛平さんの「ナチュラル ボーン ランナー」ぶりや、マラソンの経歴について
アースマラソンが誕生するまでのいきさつ
アースマラソン後の様子 について書かれています。
出版元のヨシモトについて少し持ち上げ過ぎの感はありましたが、鼻につくわけではなく、
私は好感をもって読みました。
寛平さん視点で描かれているのではないので、ファンの方には物足りないかもしれませんが、
イベントをプロデュースする方や、アースマラソン誕生までの取り組みについて知りたい方には参考になると思います 。