TVアニメ「喰霊-零-」キャラクターソング Vol.3
「Death comes」は早めのポップス、
「Standard game」はしっとりした大人っぽい歌で、
どちらの曲も大変良いです!
某所で試聴して気に入ったので購入しましたが、
最近のキャラソンは本当に凄いですね!
私個人の意見ですが一般アーティストも顔負けです。
それくらい良い歌(歌詞/曲調)ですので、
是非お手に取って頂ければ幸いです。
空を見上げる少女の瞳に映る世界 4巻 [DVD]
OVA二つを見た後にこれを見ると、OVAは何だったんだろう?と思う。
はっきり言うと、こっちがあればOVA版のMUNTO二作はいらない感じ。
OVA1が起承転結の「起」。主人公のユメミがムントに出会うまでをユメミとその友達の心理描写を交えて描かれている。
OVA2が起承転結の「承」。主人公のユメミがムントと共に天界へ向かうまでを天上界の情勢などを交えながら描かれている。
この二作だけでは物語が完結しているとは言えず、消化不良。
このTV版がある事が前提で話が作られているのは明白。
どこぞのゲームメーカーの「完全版」「猛将伝」を見ているような気分になる。
その辺りが残念。
内容としては、OVAではわかりにくかった事が理解しやすいように台詞や見せ方などが少し変わっているのは良かった。が、その事もOVA版の必要性がない1つの要因となっている。
ストーリーは中々良いと思う。
京アニが自ら企画して作っているだけあって、自分たちで作りたい物を作ったという感じがして良い。視聴者に媚びるような作りはなく、視聴者ウケを狙っているような表現もないのは好感が持てる。
ただ、主人公のユメミに焦点を当て過ぎたのか、もう一人の主人公であるムント側と天界にあまり目が行ってない気がする。
天上界の情勢やムントが住む国の話。ムントの心理描写や天界側のキャラクターなどの話。このあたりがかなり端折られているのは残念。
ガスなどOVAでは端折られすぎていて、こっちでかなり補足された印象があるが、それでもまだ足りない。物語の重要な役割を担うキャラなのに見せ方が下手。
ムントの副官数人もちゃんとキャラが立ってるのに出番は戦闘シーンでちょろちょろと最後にちょろりとだけ。白い巨人についても何なのか触れもしない。
『空を見上げる少女の瞳に映る世界』は全部で9話だが、本当に9話で良かったのかかなり疑問。
最低でも12話は作ってもう少し掘り下げるべきだった。
風呂敷を大きく広げて尻すぼみで終わったような印象が強い。
ユメミが天界に上ってからラストまでも早過ぎる。
確かラスト3話ぐらいで起承転結の「転結」を終わらせたと思うが、何とかならなかったのだろうか。
ラストに関しても、続編を作る気全開な終わり方だったし、この先も続くのだろうが。このままダラダラ続けるのはちょっとキツい。
そのうちまたOVAで続編を作って、完全版とか何とか言ってまた作り直してDVDを売りそうな気がする。そんなアニメだった。
空を見上げる少女の瞳に映る世界 2巻 [DVD]
(総合4.5/10点)
第2話「逃げること」★★★☆☆5/10点
現実に悲観した妄想のような言動を出だしに持ってくることで、
自分が直面している夢のような現実を幻覚のように惑わせる
にくい展開がナイス。(正直、最初の10分で放りだそうかとも思いましたが)
それとレイアウトの切り方が相変わらず上手いです。
背景全体を遠巻きに捉え、傍観者の視点を意識させるような
良い意味で主張の無い、儚い雰囲気の構築に感心しました。
第3話「立ち向かうこと」★★☆☆☆4/10点
作画、演出共に高水準なのですが、スズメとカズヤの意味不明な行動に加え、
周囲もそれを悟ったかのような不可解な言動が浮き足立っており、
どうも現実味が無く、首を傾げてしまいます。ファンタジーというよりも
夢遊病のような噛み合わない脚本はいかがなものかと・・・
空を見上げる少女の瞳に映る世界 3巻 [DVD]
僕はこのアニメが好きでした
それはもう毎週楽しみでした
物語の終盤、ユメミは「本当は世界を救うことは誰にでもできることよ」というような台詞を言うんです
その この言葉 こそ、このアニメを1番表してる言葉なんじゃないかと思って。
このことは実際には劇場版で再度見てから思ったことなんですが
つまり、ミニスカやネグリジェ衣装なのにパンチラひとつないユメミも、
同時期にやってたテイルズアニメの主人公となんか被んね?なムント様も結局は舞台装置のひとつでしかなく
「思うことでなんだって変わってゆける、変えてゆける」と、
その素晴らしいさを色々な出来事の過程を映していって(同時に視聴者に"答え"を受け入れてもらう準備もさせて)
そして4人が手を合わせ世界を開くことで伝えたかったんじゃないかなぁと思ったんです。
少し言い方を変えるならキャラクター達の行動やその結果を段階的に映していくことで精神的世界の心の「力」をシンプルにストレートに見せたかったんじゃないか…と。
そうです、夢見てますね、けどきっとこれは空想世界だからこそできることだと思うんです。
当然あの一言を支点として考えての意見なので突っ込み所もあると思います、
違うところでは僕も展開の一つ一つの繋ぎは多少強引かなぁと思ったりもしましたから。
皆さん各々の意見があるとは思いますが僕にはこう感じられました。
ただ敢えて付け加えるのなら不満ではないですが
今回の9話で映しきったのが心の陽だとすると陰が描き足りない、
というか続編への伏線もしっかり残してくれたわけですし
なにより個人的にはここからが1番面白くなるところだと思うので是非とも続きをやって欲しい、と。
☆4なのはそういう期待を込めて。
陰を描き足していって
だけど"それでも"という結末を見せつけてくれて
初めて僕も気兼ねなくこのアニメは大作だったと人に言える気がします。
おっとレビューになってないな
僕はこのアニメは
アニメに目の肥えた人よりも
この世界に生まれて、まだ適応しきれてない、
色々なことを吸収せざる負えない年齢の幼い人のほうが楽しめる(何か感じる)んじゃないかと思います。
作画に関しては他の京アニ作品は見てなかったり
途中で見るのをやめたりなのでそこの点での比較はできませんが
かなり気合いが入ってるんだと思います。
乱暴に言っちゃいますが作画はみてくれ、キャラは飾りで話をいつも楽しんでいる僕も
好きになった作品がこんなに作画がきれいって嬉しいことなんだ、素晴らしいことなんだと考えが変わったくらいですから。
音楽は…言葉に直すのは難しいので割愛します。
ただ場面とちぐはぐな音楽が流れたりってことはなかったので
そういうとこからいうと、
どの音楽も映像に沿っていて雰囲気を崩してはないと思います。
朝や夕方の方が合ってる感じなのに深夜帯で放映、
作品から良さを感じられる人も限られる、と
商売としては成功しているとは思いにくい作品でしたが
伝わる人には伝わる良さをもったアニメだと僕は思っています。
こころの中の深い森―異常心理を解き明かす
なんか、オムニバスの映画を見ているような本。
7人の書き手によって人間の異常心理を説いている。
人格障害、性倒錯、集団狂気、自殺・・
だから、どうするの?っては記述もあれば。
げげっ・・ひょっとして。って記述もあったり。
読みながら思うのは、自分がここに書かれている記述のどこかに該当するのじゃないのか?
という、興味なのか恐怖なのか(笑)
それでも、人は生きている。
地球上の生物の中でこんなユニークな生き物は他に無いよね。
なんて素晴らしいんだろう!
読後はそんな感覚を持った。