青い花 第1巻 [DVD]
まずオープニング曲が流れ出したトコロでやられました「君がい〜て〜」。
前奏と歌い出しが流れて、そのあとOPアニメに移行していく演出がとても気に入りました。
OP.ED曲共に作品に合ったいい曲です。
内容はいわゆる百合系ですが、嫌悪感を抱くことなく見れました。男子ですが見れました。
癒されるような内容ではない気がしますが、全体の雰囲気で癒されます。
ブルーレイがないのが残念ですが、オススメです。鎌倉に行きたくなります。
青い花(7) (エフコミック) (Fx COMICS)
6巻にて、ふみはあーちゃんと恋人同士になれましたが、7巻ではお互い初々しいというより、どこかぎこちない感じです。
あーちゃんは付き合う事になっても、何をすればいいのか分からない。
ふみはあーちゃんの事が好きすぎて、想いが爆発しそう。
嫌われたくない気持ちで、逆に不安になっているようです。
でもお互い相手を想いあって、この巻中では二人の仲は心配ありません。
また今回は京子、京子の母、康の過去の話が描かれており、京子の母がどうしてああなってしまったのかが語られています。
こちらは少々辛い話です。
また、京子の今の気持ちはどこにあるのか、難しいところです。
歳月も進み、あーちゃんは部長になり(京子は副部長)、今回の演劇は内容では賛否両論だったようですが、無事に成功します。
これから気になるのは、ふみとあーちゃんがどのような結果をむかえるのかという事と、京子の今後ですね。
発刊のペースはゆっくりですが、早く続きを読みたい。
とても続きが気になる作品です。
放浪息子 13 (ビームコミックス)
高校生編2巻目の第13巻です。
冒頭の登場人物紹介で別々の高校に進学した弊害か、「佐々ちゃん」「ちーちゃん」「桃子」それに「安那ちゃん」の4人が弾かれました(涙)
代わって「土井」と「岡」の男子2名が13巻目にして初登場です。
女装して喫茶店で大胆にもウエイトレスとしてバイトし始めた主役の二鳥君は、小学校時代のクラスメイトと再会。
そこからその友人の女の子から「女装する人の心理」について取材を受けるようになり、さらに女装する大人の男性とも知り合いに。
久しぶりに集まったカラオケでは二鳥君とマコちゃん以外は皆女の子で半ば「女子会の雰囲気」に。
安那ちゃんが混ざっているのは珍しいですが、千葉さんを気に入って何かと絡もうとします。
しかしながら、今巻のハイライトはやはり150〜158ページの「安那ちゃんによる修一へのマッサージ」かと。
安那ちゃんに修一の男の子が反応してしまい、いよいよ「初体験の予感」が・・・・・・!
安那ちゃんの152ページの表情を見るに絶対に意図的です。
連載開始時には10歳だった面々が、既に16歳になろうとしています。作中でさえ既に6年も時間が経過しているのですよ。
普通、学園ものでもこんなに長い時間、登場人物の成長を見ることは稀だと思います。
せいぜい3年間経過で終了が普通。それなのにこの作品はまだまだ続く。
時間の経過は即ち、全ての読者に「登場人物が自分の子供のような愛おしさ」を思い起こさせる。
長期連載になったことだし、そろそろ「キャラ人気投票」やってみてはいかがでしょうか?
青い花 第5巻 [DVD]
さすがに文化庁メディア芸術祭で推薦されただけの作品だと思います。
作品のテーマは百合ですが、原作漫画と違ってアニメは原作のストーリーに忠実でありながらも、青春の甘酸っぱくも美しい1ページ…といった感じに上手くまとめられていて、百合、同性愛といった個人によって捉え方の差が大きな要素はあまり感じさせません。
この巻に収録されている最終話ですが、ラストシーンがとても美しく描かれていて、個人的にはとても好きですね。
是非続編などは作らないでいて欲しい、このまま完結であって欲しいアニメです(原作はまだまだこれからって雰囲気ですが…)。