エアカウンターS
検知音をonにして使っています。
蚊の鳴くような音ですが、「ああ、どこかでガンマ線が出て、こんな小さい機械の中のさらに小さいホトダイオードに当たったんだな」とわかります(インジケータもあるけど何の視力検査かと思う程小さい)。
私の住んでいる所では、この音はポツポツと時々聞こえる程度で、ポアソン的な、確率的な事象を見ているのだ、というのが肌でわかります。この感じを知るためだけに買ってもいいと思います。指示値としては0.05未満(点滅)から0.13μSv/h程度までをこれも確率的にふらつき、公式に発表されている当地の空間線量と矛盾がありません。
これが汚染地帯に行くと何十倍何百倍の頻度で鳴るのかと思うと、なんともやるせなくなります。
放射線/放射線防護の知識をまとめた小冊子付き。監修者は「御用学者」としてネットで随分叩かれた方ですが、かなり中立的に判りやすく書かれていると思います。
(* 追記: コンクリート製の建物の上層階では下がり、雨や雪の日はちゃんと多少計測値が高めになりますね。自宅の周りを持ち歩いて測ってみると、草の茂みや側溝などのそばでは幾分上がり、やっぱりここにも放射性セシウムが降ったんだな、と悲しい気分になりました。*)