infection/LITTLE BEAT RIFLE
「This Armor」に収録されていたアルバムバージョンの『LITTLE BEAT RIFLE』よりも、
こちらのシングルに収録されている『LITTLE BEAT RIFLE』の方が、個人的には好きです。
愛しい人が悩んでいる時、私はどうしてあげればいいんだろう?と悩んでいたときがあります。
でも、『LITTLE BEAT RIFLE』を聴いて、答えが見付かりました。
余談ですが、DVDの『PRINCESS BELIEVER』で収録されている『LITTLE BEAT RIFLE』も、ちひろちゃんの世界観が観えてきて、より一層曲を味わえる事が出来るのでオススメです。
〜Scene〜テレビ朝日系ドラマ「氷点2001」オリジナル・サウンドトラック
『image』で知った羽毛田氏の作品に興味があり、ずいぶん前に購入した〜scene〜「氷点2001」ふと思い出して聴いてみました。このCDを聴くたびに感じるのは、羽毛田氏のピアノの音色がとても美しいこと。そしてそれに加えて、imageオーケストラの弦の音色も、鬼束ちひろさんのボーカルも素晴らしく、すべてが静かに心の奥までしみわたります。
「traces」では、ちひろさんはこんな歌い方も出来る人だったんだと新鮮な感動を覚えました。「infection」は piano ver. とNAOTOさんの viola ver. もありますし、ドラマを見たことがなくても充分楽しめます。
あらためてピアノの魅力に気づかされた、私にとっては思い出深く、大切な「出会い」の作品です。
ロゴス(LOGOS) 氷点下パックGTマイナス16度ハード1200 81660611
一言・・・。
今までの保冷材とは、違います!!
ちょっぴり高いのには、訳があったのです。
使った人にしか分かりません!!
続 氷点 (上) (角川文庫 (5072))
三浦綾子さんの小説にはそれぞれの登場人物の会話や考えている事が生きていく上でとても納得させられ勉強になります。氷点での妻への嫉妬から殺人犯の子供を育てさせるところから始まり、その養女が自殺未遂しておわり、今回の続氷点ではテレビドラマにしたらドロドロのストーリーですがそれを感じさせない、もっと奥深いところにテーマがあり私はそれが所々にでてくる会話に惹かれて読みました。
氷点 DVD-BOX
このドラマは、かなり以前に作られた「昭和の名作」のリメイクだと伺いました。重いストーリーの割に俳優陣に少々重厚さが欠ける感があったことや、ごく一部に時代考証がやや甘いかなと(北村さんの髪型が現代風で茶色く染めているなど・・)いう箇所があったものの、岸本さんがなかなか良い味を出していますし、飯島さんが院長夫人という、いわば上流社会の女性を冷たく演じたというところもかなり意外性があり面白かったです。そして何といってもヒロイン・石原さんの演技力が素晴らしい。自分が殺人者の子と知ったショックに半狂乱になり号泣する場面は鳥肌が立ちます。この後、上ずったような発声や台詞読みが直ってくれば、押しも押されもせぬ実力派女優になることでしょう。
主人公は、養母の酷い仕打ちには恨み一つ持たなかったが生母のことは許せなかった・・誰の心にも温かい心と氷点下の心が存在し、しかし主人公の生母に対してとった言動も「仕方なかったのかもしれない」と自然に思えます。数々のテーマで構成され、全体キリスト教がベースになっていますが、「心の中の陰と陽」「自分の罪をわび、人から許され自分も許す」「お互いがお互いさま」といった仏教的なエッセンスが含まれていることも、このドラマの魅力だと思いました。