アンをめぐる人々―第八赤毛のアン (新潮文庫)
「アンの友達」に続くアヴォンリーの人々第2弾!こちらも笑いと涙の短編集となっています。いずれもモンゴメリのあたたかい視線から綴られたもので、読んだあとは優しい気分になれること請け合います。ただユーモアがあるだけではなくて、人間の本質を真っ正面から描いた作品です。モンゴメリといえば、「赤毛のアン」があまりにも有名ですが、アンの周りの人々もいろんなドラマを持っているのです。この作品で、ますますモンゴメリがどれほど素晴らしい描写力を持っているかがわかります。