顔にやさしく
現代にあってこの「一生懸命な存在」に出会えただけで奇跡を感じた。
インディーズ界に舞い降りた妖精。
抱腹絶倒のパフォーマンス、胸を打つメロディー、真摯な詩−。
汗をたらして声を絞り出すヴォーカル。
笑いを噛み殺しながら支え合うバンド。
ただ彼らは表現者でありながらナイーブだ。そしてとても真面目に映る。
そこが気に入っている。
生でなければと購入を渋っていたものの、
やはりなくてはならなくなった一枚。
ひとめ見て憎め(DVD付)
収録曲は
もげもげ先輩/ゆびしんいち/ガッツいちもつ/チリメン '75/ラプソディ・イン・ジャパン/天使のささやき/もやしラ-メン/バタ-ロ-ル/自然な暮らし/デヴィル・セックススノ-マン/頻尿の人/猿かナメクジからの手紙/撲殺パピコ(チョコ・コ-ヒ-)/ニセモノ/サンダ-・レイプ/サンダ-・レイプ(カラオケ)/サンダ-・レイプ(ヴォ-カル)
以上オリジナルトラック18曲。
ボーナス映像として、高円寺JIROKICHIでのライブ約20分を収録。
収録曲(ライブ映像)は
もげもげ先輩/チリメン’75/ラプソディ・イン・ジャパン/もやしラーメン/天使のささやき/バターロール/頻尿の人/ニセモノ/ゆびしんいち
天才即興ヴォーカリスト・ジョニー大蔵大臣率いる3ピース・バンド“水中、それは苦しい”。彼等のライヴは一曲目から爆笑の連発だ。だが、笑いながらも感心せずにはいられない。どうやら即興で歌詞を変えているらしい。特に曲途中で挟まれる、アドリブネタは、ほとんど芸人とさえ思える閃き。あくまでクールに、淡々とドラムとバイオリンを演奏しているはずのバンドメンバーが、時々我慢しきれずに必死で笑いを噛み殺している。タイトルも歌詞も、何度聞いてもさっぱり意味がわからないが、それらがまた秀逸のメロディを浮き立たせてしんみり聴き入ってしまう。そして呼ばれてもいないのに自らアンコール宣言し、強制的に始まるアンコールはいつもカオス状態(?)で幕を閉じる。
手をかえ品をかえ
結構前から聴いていますが今回のこのアルバムが最高傑作だと思います。
過去のアルバムは曲は良いのですが「しつこい感」があり(笑)
元々作曲能力は凄く高いバンドだと思います。
今回歌詞も練られていて一枚あっという間に聴けちゃいますよ。
名曲ばかりだと思います。