Red, Hot and Heavy
ジャケットと中身は、必ずしも一致しないのでご安心ください。もしこのSMチックなイメージで二の足を踏んでいる人がいたら、そう思うと、このジャケットは変更すべきですね。ぼくは好きですけど。
1から2の流れで心臓が止まりそうになった、とかいうレビューは、このアルバムに関しては耳にタコができるほど聞きました。それほどまでに、カッコいいんです、本当に。その後も正統的なまさにヘビーメタルなリフ、踊るようなツインリードギター、そしてきらきらキーボードが大活躍の、オトコのメタル曲が聴けます。何度も聴いて、聴き飽きるほど聴いたけど、でもいつしかこれに戻ってきます。Rainbow、Iron Maiden、Judas Priest、Acceptなどの大御所たちの作品とならんで、生涯付き合っていく価値のあるアルバムです。
It Comes Alive (Maid In Switzerland) - 2CD+DVD digipak (NTSC : Region Code 0)
スイス講演のDVD。今までライヴ音源のリリースはあったものの、オフィシャルな映像版のリリースが無かったのが不思議なくらいキャリアのあるバンドですが、今回ようやくリリースされました。選曲も欲を言えばキリが無いですが、及第点はクリアしていて悪くないと思います。CDの方が収録曲が多く、ボーナストラックはフォーマットによって異なるようです。特筆すべき点は画質の良さ。このクオリティーならハイビジョンで観たくなりますね。
イット・カムズ・アライヴ~メイド・イン・スイス(DVD付)
プリティメイズはJUMP THE GUNから聞き始めて結構好きでした。
来日公演も見に行ったし。しかしここ2作はPASSしてしまっていました。
今回ライブ盤が出るという事で久々にこれは買いだねと思いました。
B誌でかなり低い点数だったので、あんまり期待しないでDVDをまず見たけど
かなり良かった。なぜB誌の編集長はあんなに低い点をつけたのか?です。
(もともと彼のレビューは偏っていて、自分には合わないとは思ってましたが)
このDVDが良かったので、CD音源もi-Podに入れたし,昔の曲も聞きたくなって
過去のCDもi-Podに入れた位です。
ケンハマーの風貌はかなりひどいけど、ロニーは頑張っている。えらい!
演奏も選曲もナイスです。ライブでこんだけ安定しているなら来日したら
また見に行きたくなりました。
PASSした最近の2枚もCD購入しようかと思います。
Pretty Maids All in a Row [DVD] [Import]
邦題『課外教授』。1971年米MGM提供作品(同年国内公開)。カラー・ビスタサイズ。上映時間92分。
『危険な関係』『血とバラ』『戦士の休息』等で耽美派の名をほしいままにしたフランスの鬼才・ドンファン監督のロジェ・ヴァディムがSF巨編の『バーバレラ』に続いてハリウッド資本で作った、知る人ぞ知るSEX犯罪ブラックコメディの隠れた傑作。
ロック・ハドソンが高校の課外指導員を務める米国の地方都市の高校で美女学生ばかりを狙った殺人事件が次々起きる。刑事役が「刑事コジャック」からそのまま抜け出てきたようなテリー・サヴァラス。ほかにハドソンの同僚で女刑事ペパーで日本のお茶の間でもお馴染みとなった(山東昭子さんが吹き替えをしてはまり役となった)アンジー・ディッキンソンも登場する。
この風変わりなテイストの映画は当時は、ほかにはほとんど存在しなかった。アルトマンの『BIRD★SHT』にやや近いテイストがあるといえるかも知れないが、それよりもっと通俗的で、ひねくれた感じがするところが大好きな理由だ。
前述のような日本のお茶の間関係での人気俳優が多数登場するためか、この世界的にも不入りとなった本作は約30年前に民放キー局の深夜枠で日本でも吹き替え版が電波に乗ったことがある。小子はその際に本作を見ることができた。懐かしいので本DVDも購入、本日到着。小ロット生産のDVD−R仕様。リージョナルコードの表示はない。字幕は一切なし。ビスタのスクイーズ収録でハイデフかと見間違うほどの高画質商品だ。
ちなみにツタヤ代官山店で始まったDVDオン・デマンド・アーカイブのコレクションに早くも本作がラインアップされていたのを本日発見。ところが、ツタヤのオン・デマンドDVDはほとんどがスタンダード・サイズ。つまりマスターが本国のものではなく、日本でTV放映かVHSで出たものをそのままDVD化しているようだ。画質は望むべくもない、と注意喚起しておく。