バベル-オリジナル・サウンドトラック
モロッコやメキシコ国境の砂漠のシーンのスコアは映像とストーリーに見事にはまる。
映画のテーマである、ちょっとした不寛容から起こる断絶を何とか再生しようとする思いが、
アコースティック・ギターによって雄弁に語られている。
エンディングのタイトルロールまで心に残るスコアです。
ここ最近のサントラとしてはベストスコアといっていいのでは。
日本を代表するグラミー受賞アーティスト=坂本龍一も好調。
そしてアース・ウィンド&ファイアー。
ここに超定番「セプテンバー」を持ってくるあたりがどうなのかな?とちょっと思いますが、
社会問題にもなっているクラブの点滅シーンなので、ちょっと緊張感が緩んだおかげで
具合悪くならなかったので、まあ良しとしましょう。しかし、とても印象的なシーンです。
CARNIVAL.BABEL.REVIVAL~カルナバル・バベル・リバイバル~
前作「KOIBUMI」から1年ぶりのシングルは2作同発!久々のアーティスト林原めぐみの活躍に期待ですが意外にも、そのうちの1つは現在の彼女のサウンド面でバックアップするたかはし氏とのデュエット曲。なかなか楽曲を手掛ける方には目が行かないものですが、そのヴォーカルにも注目したい所です。Oversoul(7位)・NorthernLights(3位)・KOIBUMI(7位)など着実な結果を残す彼女だけにチャートの動向にも注目です。
バベル スタンダードエディション [DVD]
日本、メキシコ、モロッコと、地理的にスケールが大きく、それぞれのストーリー・内容に
地域色が出ている。全然違うものを一つの映画にしているところはすごい。
一つの映画にするために、モロッコ旅行をしている米国人夫妻の子供がメイドによりメキシ
コに連れて行かれ、モロッコの事件に使用された銃が日本の聾唖者の父親がモロッコ人ガイド
にあげてきたものという設定にしてある。設定に加えて、3箇所の地域で共通する要素(性
的な描写、警察)が描かれている。
各シーンは飽きさせず、いろんな要素が盛り込まれていて考えさせられる映画であるが、
見終わってみるとすっきりしない。
その原因の一つ目。タイトルからわかるようにコミュニケーションの困難さを描いている
そうだが、それは、こんなに国際的な舞台を用いてたくさんの要素を使って描くような
ものか?映画の構造の大きさにテーマが合ってないので、違和感を感じるのである。
二つ目。モロッコとメキシコのストーリーは比較的理解しやすいが、日本のストーリーでは、
聾唖者に母親の自殺による精神的な影響があるという設定なのか、その行動の一つ一つが
理解しがたいものであること。そして、その理解しがたい部分を埋めるのであろう、聾唖
者のメモの内容が結局明らかにならないこと。これでは観客としては監督に裏切られた思いだ。
あと、蛇足であるが、ちと長い。個々のシーンは説得力を持たせるために、それなりの尺が
必要なのはわかるが、次の展開が読めるところはうまく編集して欲しかった。
koziol トレー "BABELL XS" ホワイト KZ3181-525
サイズを確認済みでしたが、実際に使うとなると難しかったです。手作りミニスイーツを作って、上手く利用したいと思います。
Lだと大き過ぎるし、中間のサイズがあれば良いと思いました。