映画はおそろしい ホラー映画ベスト・オブ・ベスト DVD-BOX
2日に分けて観賞しました。
お目当ては「回転」と「白い肌に狂う鞭」で、「生血を吸う女」は黒沢清監督(監督作品は「CURE」、「回路」など)が紹介していなかったら知らない作品でした。
1「白い肌に狂う鞭」
マリオ・バーヴァ監督、クリストファー・リー主演なので期待していましたが、普通に楽しめる程度でした。官能的な演出と序盤の意外な展開はまあまあ楽しめましたが、中盤のややワンパターンな風景+音楽シーンにはウンザリしました。
類似作品はあまり思い浮かびませんが、AIPのポオ・シリーズに似た雰囲気があります。
2「生血を吸う女」
あまり期待していませんでしたが、まあまあ楽しめました。
蝋人形の不気味さと手術シーンの不気味さが良かったです。
これもAIPのポオ・シリーズに似た雰囲気がありますが、それよりも見ていて思い出したのは、フランス製ホラー映画「顔のない眼」、ナサニエル・ホーソンの短篇怪奇譚小説「ラパチーニの娘」です。
3「回転」
ヘンリー・ジェイムスの異色傑作長編ホラー小説「ねじの回転」を映画化した物です。原作同様、この映画には深い感銘を受けました。
白黒映画なのにカメラワークやアングルが素晴らしいですし、光と影の使い方も絶品です。一人称の原作を大変うまく映画化しており、幽霊の不気味さも絶品で、久しぶりに本当に怖いホラー映画を鑑賞出来ました。私的な推測ですが、幽霊の撮り方は、近年のジャパニーズ・ホラーの「女優霊」や「呪怨」に影響を与えたのではないかと思えます。
また、本作は自分が知る限り原作と映画の両方とも素晴らしい稀有な作品です。
4その他
映像特典はほとんどありませんが、各DVDに付属している解説リーフレットがそれぞれ10ページ程あります。
さらにボックスの特製ブックレット(約50ページ)が凄いです。黒沢清監督×手塚眞さんの対談が約20ページ、黒沢清監督のホラー映画論が約7ページ、その他にホラー映画に関する解説が約20ページと読み応え十分です。
1960年代の海外ホラー映画がお好きな方にはお薦めのDVDです。
ブリスジャパンカンパニー 高密度ガラス繊維系ポリマー ブリス320ml B320
ブリスを愛用して約2年になりますが、自分の愛車をピカピカにする為にはこのブリスが欠かせません。昔は小1時間位かけて高級ワックスなどで施工していましたが、よく見るとムラになっていたりワックスを塗っても数日で砂埃や鉄粉でザラザラになったりとイマイチ納得がいきませんでした。そもそも私は大の面倒くさがり屋だったので洗車に関しては3ヶ月位の間隔でしかワックスを施工しないタイプの人間だったのですが...。
このブリスと出会って私は洗車オタクになってしまいました。今でこそコイン洗車場でブリスをカラカラ音を立てて振っている人は珍しい事ではありませんが、それだけブリスを支持する人が増えたという事の証でしょう。施工後のあの艶と輝きはブリスを手にした者だけが味わえる至福の時です。もうワックスには戻れなくなりますよ。
また、このブリスは車のコーティング以外に家庭内で使用するもので表面がツルツルしたものなら殆ど全て施工可能です。布や革など染み込んでしまう製品や漆塗りの製品は施工不可です。あとフローリングなどの床に塗布するのは滑って危ないので止めましょう。
このブリスの魅力は一言では言い尽くせませんが、一度使い始めるともうヤミツキになること間違いなしです。
キズが付く前に大事なものはブリスで施工して保護しましょう。
アーマード・コア ヴァリアブル・インフィニティシリーズ ローゼンタール CR-HOGIRE ノブリス・オブリージュ (1/72 スケールプラスチックキット)
ゲーム中でも印象的なこの機体ですが、手に取って組み立ててみると、改めてその格好良さを実感できます。 もとがオーギルなおかげで、極小パーツも少なく、このシリーズの中では組み立て易いと思います。 天使砲も、パーツ数が少なめで軽いので、天使砲の重さで機体が後ろに倒れることもなく、安定します。 素晴らしいキットですが、武装は真っ白なので素組でイメージ通りに、というわけにはいきません。 ですが、金と黒でちょこちょこと塗装すればそれなりになります。 素組派の方が、このキットを気に塗装に挑戦するのもいいかもしれませんね。 そういった意味でもオススメしたいキットです。
オーギルベースならこの調子でカノンフォーゲルとか出して欲しいですね。
ブリステックス リップリリーフクリーム
これまで、何種類ものリップクリームを試してきました。
皮膚科で出してもらったものからシャネルのリップトリートメントまで、、、、
何を試しても、数分もすれば表面の皮が固まってがさつくだけで、
がさつきのない状態が続いたことが全くありませんでした。
これは、たぶん生まれて初めて、がさつきがなくなったリップクリームです。
信じられません、、、
塗り心地はちょっと変わっていて、強いて言えば間違って歯磨き粉を唇に塗っている感じとでも
言えば良いでしょうか、、、
塗って直ぐは、白いクリームがあまり馴染まずに唇の上にベターッと塗られた、という状態になります。
それをしっかり馴染ませると、ウルウルする感じはありませんが、比較的マットな状態で、
でもかさつかない唇にしてくれます。
いや、本当に素晴らしいです。
他のリップクリームで問題の無い方はこれを使ってみる必要は無いと思いますが、
合うものが見つかっていない方は、一度試して頂けると良いのではないかと思います。
インスリンの発見
インスリンが発見されて90年あまり。インスリン治療の進歩はめざましい。いまや当たり前と思っているインスリン治療の始まりのドラマは伝説としてきくことが多い。”インスリンの発見”は伝説を客観的な事実の積み重ねとして描き出そうとしている作者の熱意が伝わってくる。たくさんの人の糖尿病を解き明かそうとする研鑽の積み重ねがトロントのドラマに集結していくのが納得できる。どびぬけた天才の偉業ではなく、個性をもった熱意にあふれた医学者たちの努力の積み重ねであったのだ。インスリンの発見のドラマはいまインクレチンの研究に発展し糖尿病の病態がもう一段ほりさげられようとしている。歴史の流れと科学の進歩が人間を幸せにすることに結びつくはず、と未来を信じる気持ちになれた。翻訳の堀田先生がお忙しい年代にこの大作をてがけられているのに心底驚嘆しました。